• 2019年 8月 23日

レバークーゼン対アトレティコ戦でもアップセット!CLベスト16 マッチレビュー

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レバークーゼン対アトレティコ戦でもアップセット!CLベスト16 マッチレビュー

UEFAチャンピオンズリーグのベスト16マッチの1stレグ、2/26に行われたレバークーゼン対アトレティコ戦マッチレビューと、2/26の試合の総括を行います!

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ここでも前予想を覆し、レバークーゼンがアトレティコを下す

バイアレーナ(レバークーゼンホーム)で行われた、レバークーゼン対アトレティコの試合は1-0でレバークーゼンが勝利しました。昨シーズンのファイナリストでもあるアトレティコの勝利を予想していた人も多い中で、レバークーゼンが実力を見せた形になりました。

アトレティコ側から見た敗戦の理由は、アルダを怪我で欠いていたことと、前半に2つの交代枠を選手のケガによって使わなければならなかったことがあげられるでしょう。結果として1-0になった後に、攻撃のカードを思うように切ることができませんでした。

しかしそれ以上に目立ったのは、レバークーゼンの充実でしょう。守備ではアトレティコの攻撃陣を封じて、攻撃ではチャンスを多く作ったわけではありませんが、アトレティコに簡単にカウンターを実施させないことで、十分にアトレティコの良さを消していました。

攻撃時はプレイヤー間の距離を短く保ち、意図的に密集地を作り出してボールを保持するとともに、コンビネーションからの突破につなげていました。一か所に選手を集めて、相手のディフェンスを攻略するという考え方は、マンチェスターシティの戦術にも共通するものです。フィジカルの強いゾーンディフェンスを攻略するための、一つの戦略として今後ヨーロッパで定着するかもしれません。

レバークーゼンとアトレティコは、本質的には似たチームです。強固な守備、早いトランジションによる攻撃、セットプレーを得点源とする等ストロングポイントは非常に似通っています。だからこそ、より多くのタレントを抱えるアトレティコが勝利するというのが、大方の予想でした。この勝利はレバークーゼンにとって大きな自信となったはずです。後半戦のレバークーゼンの活躍に注目です。

とはいえ2ndレグでのアトレティコ優位は変わらないでしょう。レバークーゼンは守備的に戦う事が可能で、チームにとっては最もやりやすい戦いになるはずです。しかしアトレティコにもう油断はありません。いつも以上にインテンシティを高めて、選手一人一人が目の前の選手をつぶしにかかるはずです。勝機を見出すためには、ただ守るだけではなく1点を取る必要があります。期待がかかるのはチャルハノールがいるセットプレーです。もし1点を取ることができれば、2-1で敗れたとしてもレバークーゼンの勝利です。2ndレグではレバークーゼンのカウンターとセットプレーが、勝敗のカギを握るはずです。

アップセットを生み出すを生み出す要因とは

アーセナル対モナコとレバークーゼン対アトレティコの試合が興味深いのは、アップセット(番狂わせ、ジャイアントキリング)を起こすための要素が詰まっていたことです。

アップセットの要素は大きく分けると3つに分かれます。1つは敗北側のチームにトラブルがあること。これはアーセナルの選手が不調であったことや、アトレティコでアルダが欠場してしていたこと、前半で怪我人が2人出たことを指します。

もう1つの要素は、勝利側の戦術が機能することです。レバークーゼンの戦術は非常に独特なものです。現在のリーガやヨーロッパで、意図的にあれほど狭いエリアに密集を作るチームは、ほとんどありません。チーム全体のゾーンを狭くするチームや、バルセロナのような流動的なポゼッションのチームはありますが、レバークーゼンがやったのはそれとは異なる3-4人のユニットを狭いエリアに投入することで、ゾーンディフェンスを突破するというやり方です。勿論、事前のスカウティングでその事実は掴んでいたはずですが、ピッチ上の選手は面食らったのではないでしょうか。今まで見たことのない攻撃に対応が遅れ、レバークーゼンの攻撃を許したように見えます。

最後の1つは、勝利側が取った相手チームに対する対策がうまくいくことです。「アーセナルがホームで惨敗!モナコの戦術とは CLベスト16 マッチレビュー」という記事でも触れましたが、モナコがアーセナルを相手にトラップ直後のボールを狙う動きを見せたのがそれに当たります。昨シーズンでいえばアトレティコによるバルサ潰しや、今シーズンのアトレティコによるレアル潰しもそれにあたりますが、アトレティコはすでに競合であるため、アップセットとは言えないでしょう。

これらの要素が1つないし2つあれば、アップセットは起こりうるということです。ヨーロッパの舞台ではチームの格差が広がっており、メガクラブの勝利が当たり前になっています。そんな中でおこるアップセットは、ヨーロッパのサッカーをより面白くしてくれるのではないでしょうか。アップセットを起こす難易度は日に日に高まっていますが、ヨーロッパの中堅クラブにはこれからもアップセットを起こしてほしいと思います。

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版権: / 123RF 写真素材

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One Comment

  1. 監督で見るUEFAチャンピオンズリーグ | FCクロコダイル
    2015年3月9日 at 9:46 AM 返信

    […] レバークーゼン対アトレティコ戦でもアップセット!CLベスト16 マッチレビュー […]