• 2017年 11月 25日

PSG対チェルシーなど、CLベスト16 マッチレビュー(2.17-18)

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【CL】PSG対チェルシーなどセカンドレグマッチレビュー(2.17-18)

ついにチャンピオンズリーグが再開し、注目のベスト16の4試合が2月17-18日に行われました。注目マッチは何といっても、パリサンジェルマンとチェルシーの対決でしょう。昨シーズンはベスト8で死闘をくりひろげた両者が、今シーズンはベスト16で激突します。

他はベスト16で再び顔を合わせたシャルケ対レアル、優勝候補バイエルン対東欧の雄シャフタールドネツク、お互い幸運なクジだったと思っているポルト対バーゼルの戦いです。それぞれの試合の内容と結果をもとに、セカンドレグの結果を占います。

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 PSG対チェルシー

事前の注目通り見ごたえのある試合でした。結果からいえば、1-1の引き分けはチェルシーにとって良い結果だったと言えるでしょう。セカンドレグを絶対的な強さを誇るホームで戦うチェルシーにとっては、アウェイゴールを得た引き分けというのは完璧に近い結果です。

チェルシーはセスク=ファブレガスをトップ下で使い、オスカールを外しました。これはアウェイである程度守備的に振る舞うことを前提とした布陣です。PSGは中盤にベストメンバーがそろわず、チアゴ=モッタの代わりにダヒド=ルイスをボランチに配置しました。攻撃的に振る舞いたいPSGにとっては、攻撃を組み立てるチアゴ=モッタの欠場は結果として非常に痛いものになりました。

試合そのものはややPSGのペースで進んで言える内容でしたが、PSGには問題点と壁が1つずつありました。問題点はやはりというべきか、チアゴ=モッタを欠いた中盤です。PSGはボールを保持した状態から、前線の選手へのスムーズなつなぎがうまくいかず、意味の無いポゼッションになってしまう傾向がありました。前線に入りさえすれば、シュートに繋がるケースも多かったのですが、ポゼッションから決定機へとつなげる回数が少なかったように思います。

チェルシーは先制のアウェイゴールを得たことで、より守備的な戦い方を選択しました。結果PSGに押し込まれることになり、決定機の数自体は下回りましたが、その決定機のことごとくを止めたのがGKのクルトワです。カバーニに決められたヘディングは、完全にフリーにしてしまったディフェンスの責任と言えるものです。クルトワに止められ続けることで、PSGはより難しいシュートを選択せざるを得なくなりました。

セカンドレグは優位に立ったチェルシーのホームで行われます。チェルシーとしては0-0でも勝ち抜けることができます。逆にPSGはアウェイであるにも関わらず1ゴール以上を求められることになります。チェルシーが守備的な布陣で来るとは限りませんが、PSGが前がかりになったところをアザールとジエゴ=コスタによるカウンターで得点を狙うシーンが増えるはずです。チェルシーの方が勝ち抜けの可能性は高いですが、それに対してPSGがどのような戦い方を見せるのか注目です。

バイエルン対シャフタールドネツク

意外な結果といえる0-0の引き分けですが、バイエルンにとってもシャフタールドネツクにとっても良い結果とは言えない痛み分けと言えるのではないでしょうか。バイエルンは自力で勝る力を持っておきながら引き分けに終わり、さらにシャビアロンソの出場停止というダメージも受けています。シャフタールドネツクは引き分けに持ち込んだことは評価されるべきですが、せめてホームで1点でも取っておきたかったというのが本音でしょう。まして、30分ほどの10対11の時間があったにもかかわらず、得点を取れなかったのはチャンスを逃したと言える結果です。

バイエルンで注目されたのは、ボランチの人選です。シュバインシュタイガーとシャビアロンソのダブルボランチという初めての試みが行われましたが、結果としてはそれほど上手くいきませんでした。しかしそれよりも問題だったのは、ゲッツェとミュラーの前線でしょう。ボールがあまり収まらず、スペースを与えられなかったため、決定的な仕事が出来ませんでした。後半に登場したレバンドフスキの方が、シャフタールドネツクにとっては脅威となっていたように思います。

セカンドレグの注目はバイエルンがシャフタールドネツクをどのように攻略するかでしょう。シャフタールドネツクはやれることは全てやっていました。スペースを消し、激しくあたり、カウンターを狙うという戦術は変えようが無いでしょう。ボランチの人選は、やや守備的になる可能性はありますが、やれるサッカーはほとんど変わらないはずです。その守備に対して、グァルディオラがどのような対策を講じていくのかが注目です。十中八九勝ち抜けはバイエルンとなるはずですが、どのような勝ち方をするのかに注目です。

レアル対シャルケ、ポルト対バーゼル

レアル対シャルケについては2-0でレアルの勝利という、戦前の予想にたがわぬものになりました。シャルケの守備はチーム全体で非常に頑張っていたのですが、わずかな隙からでもレアルマドリードの選手は得点につないでしまいます。1点目にしても、カルバハルへのプレッシャーが甘くなったことが失点の原因ですが、あのぐらいの状況は試合の中では何度か発生することは避けられません。レアルがボールを持つ時間が長くなる場合、1~2点の失点は覚悟しなければいけないということでしょうか。

シャルケにも得点のチャンスが無かったわけではないですが、結局チャンスの数も決定力もレアルマドリードが上回っていました。セカンドレグがレアルのホームであることを考えると、シャルケの勝ち抜けはまずないとみても良いでしょう。

ポルト対バーゼルはそれぞれの国の方以外、あまり興味が無いのではないかという組み合わせになってしまいました。結果も1-1という地味な内容に終わっています。ホームのバーゼルにとっては1点を先制しただけに、守り切れなかった印象の強いゲームになってしまいました。ゴンザレスの神がかり的なトラップから1点を先制したことを考えると、1-0の勝利をつかみたかったところです。自力で勝るポルトはボールを保持しながらも決定機を外し続けていましたが、最終的にはPKで点を取っています。

最大の見どころはポルトのオフサイドでしょう。コーナーキックのこぼれ球からゴールを決めましたが、キーバーの動きを阻害する位置にポルトのプレイヤーがいたということで、オフサイドの判定になりました。現在のオフサイドルールを理解する上で恰好の教材といえる内容でした。

結局勝ち抜けるのはポルトになるでしょう。

全体的に4試合とも本命の勝ち上がりを揺るがせるようなものではなかったように思います。のこる4試合で波乱があるのかどうか、注目です。

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トップ画像版権: / 123RF 写真素材

 

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2 Comments

  1. チェルシー戦勝利でパリサンジェルマンが得たもの | FCクロコダイル
    2015年3月24日 at 10:08 AM 返信

    […] 関連記事:PSG対チェルシーなど、CLベスト16 マッチレビュー(2.17-18) […]

  2. 今度はディ・マリア移籍!PSGの貪欲な補強を振り返る。 | FCクロコダイル
    2015年8月10日 at 1:42 PM 返信

    […] ・PSG対チェルシーなど、CLベスト16 マッチレビュー(2.17-18) […]