• 2017年 10月 20日

放映権料でプレミアリーグと圧倒的格差。Jリーグはアジアでシェアを伸ばせるか

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放映権料はプレミアリーグの63分の1。Jリーグはアジアでシェアを伸ばせるか

昨年、イングランド・プレミアリーグは放映権料に関する新たな契約を結んだことを発表しました。総額なんと3年8,314億円。各チームへの分配金は最下位のチームでも90億円はあります。日本は放映権料が約44億円、J1チームへの分配金が約2億円ですJリーグもプレミアリーグも設立年はあまり変わりませんが、大きな差がついてしまいました。

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誰がそんなに払うのか?

すごい金額での契約ですが、実際イングランド国内の金額は半分ちょっとです。それ以外は海外放映権料になります。

さらにその内訳は、サハラ以南アフリカや中東が10%、北米が8%、南米が4%、英国を除くヨーロッパが24%、そしてアジア太平洋地域が44%もあります。

特に前回から急激に金額をアップさせ、323億円も支払っているタイ、次に304億円のシンガポール、香港は224億円、マレーシアは222億円と、続きます。フットボール、マネー、アジア、というと中東のオイルマネーを想像しがちですが、実際は東南アジアなんですね。

Jリーグの対抗策は?

プレミアリーグにはかないませんが、日本のJリーグでも対策を立てています。例えば御存知の通り、収益を増やすために今シーズンより前・後期の2ステージ制を再導入します。これにより10億円の増収を見込んでいるようです。

また、国内だけではなく、つい先日はイランのリーグとパートナー契約を結びました。Jリーグを世界に、特にアジアを中心に広めていこうという意識が伺えます。イランはタイ、ベトナム、ミャンマー、カンボジア、シンガポール、インドネシアに続いて7件目。これまでの外国籍の選手3名と、AFC加盟国の国籍を持つ外国人選手(いわゆるアジア枠)に加え、新たにJリーグと提携しているリーグの外国人選手を1名加入させることができるようになりました。

この制度を利用し、昨年はヴァンフォーレ甲府がインドネシアのベッカムと言われるイルファン・ハリース・バフディム選手を獲得しています。(その後コンサドーレ札幌に移籍)

海外の選手が日本で活躍するメリット

海外の、特にJリーグと提携している国の選手がJリーグで活躍すると、大きなメリットがあります。それはその選手の出身の国から選手の動向だけでなく、Jリーグそのものも注目されるようになる、ということです。

スポーツは異なりますが、アメリカのプロバスケットボール、NBAでは中国人の姚明(ヨウメイ)という選手が活躍したことで、中国人のNBAファンが爆発的に増えました。今ではNBAから中国に移籍してプレーする選手もいるほどです。日本でも過去には中村俊輔選手が活躍したことで、スコットランド・プレミアリーグを、また直近では田中順也選手が活躍することで、ポルトガル・スーペルリーガを見るようなった方は多いと思います。このようにJリーグでアジアの選手が活躍すれば、Jリーグにも注目が集まりますし、それが新たなファンの獲得、さらにはスポンサー開拓につながるわけです。

セレッソ大阪のフォルラン獲得もその一環であり、Jリーグが一部費用を負担していました。セレッソが降格してしまったのは大誤算ですが…

これからの海外戦略

今後Jリーグを発展させていくには、国内だけでは限界があります。例えば現在のイングランド・プレミアリーグに投資されているアジアマネーの1割を獲得するだけでも、今のJリーグの規模の何倍もの規模になることができます。すでに高い価値を持っているプレミアリーグに並ぶことはなかなか難しいことですし、大規模な打ち手というのも財政的に厳しいですよね。となると今ある外国人枠を使うなど、各チームのアジア戦略が重要になってきます。

外国人というとブラジル人選手や、韓国人選手など実績や実力が折り紙つきの選手が目立ちますが、今後のJリーグ全体の発展を考えた補強を継続していく必要があります。

画像版権: 123RF 写真素材

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5 Comments

  1. アジアのフットボールリーグに参戦するビッグプレーヤー達 | FCクロコダイル
    2015年3月7日 at 9:34 AM 返信

    […] 放映権料でプレミアリーグと圧倒的格差。Jリーグはアジアでシェアを伸ばせるか […]

  2. 欧州サッカーでも放映権料は均等分配されるべきなのか | FCクロコダイル
    2015年3月8日 at 8:36 AM 返信

    […] 放映権料でプレミアリーグと圧倒的格差。Jリーグはアジアでシェアを伸ばせるか […]

  3. イングランドの新星ハリー・ケイン | FCクロコダイル
    2015年4月4日 at 8:30 AM 返信

    […] 関連記事:放映権料でプレミアリーグと圧倒的格差。Jリーグはアジアでシェアを伸ばせるか プレミアリーグ強豪監督の苦悩 […]

    • Jody
      2016年11月14日 at 5:54 PM 返信

      Ogólnie wolę S bo szybsze ruchy są. Mam swoją koncepcję dotyczącą sytuacji i faktycznie ostatnio starałem się złapać szczyt. Dotyczy to tylko WIG20 bo na pozostałych inntsumertach traktuje że jesteśmy w trendzie spadkowym i L mnie w ogóle nie interesuje.

  4. バーンリー、QPRなど下位は団子状態。プレミアリーグの残留争いは? | FCクロコダイル
    2015年5月6日 at 7:30 AM 返信

    […] 関連記事:放映権料でプレミアリーグと圧倒的格差。Jリーグはアジアでシェアを伸ばせるか 版権: / 123RF 写真素材 […]