• 2019年 8月 23日

CLのノックアウト・ラウンドを徹底分析!WSD2015.02.19レビュー

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CLのノックアウト・ラウンドを徹底分析!WSD2015.02.19レビュー

今号ワールドサッカーダイジェスト(WSD)はもうじき始まるチャンピオンズリーグの決勝トーナメントをテーマにした特集号です。各チームの分析以外にも、レアル対策の記事や、見どころピックアップする記事など様々な角度でチャンピオンズリーグにスポットを当てています。他にちょっと気の早い冬の移籍をカバーした選手名鑑もついています。これは本来であれば移籍市場が閉まった後に出してほしいですが、それもご愛嬌でしょう。

インタビューはマルセロ、セスク、シャキリです。マルセロのインタビューは珍しいような気もします。そんな旬の話題が詰まった今号は、必見の内容となっています。

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チャンピオンズリーグ大探究

チャンピオンズリーグ再開直前だけに、非常に気合の入った特集でした。ノックアウトラウンド見どころ10、ベスト16進出チームスカウティングレポート、欧州16強の序列、レアルマドリード攻略法などなど、面白い記事が満載です。

特に興味深かったのが、レアルマドリードに関する記事です。アトレティコ戦での敗戦などを元に、レアルの弱点をネガティブトランジション(攻撃から守備への切り替え)と捉えて、その弱点をついて攻略するための手法を模索します。

とにかく守備を固めて、こぼれ球を拾い、攻撃につなげるという戦術が提唱されており、まさに一昔前のカテナチオです。守備面では中央を固めて、両サイドからのクロスを入れさせながら、ハイボールが得意なセンターバックで対応することがポイントになります。攻撃面ではカウンターの鋭さ、つまり縦への展開をいかに早くするかということが求められます。それらをマンチェスターシティ、チェルシー、パリサンジェルマンで実現するためのメンバー構成と戦術を検討しています。

もちろんこれらのチームが実際に対戦するとは限りませんし(そもそもチェルシーかマンチェスターシティのどちらかはベスト16で姿を消します)、対戦したとしてもそのような戦術が取られるかどうかは分かりませんが、なかなか読みごたえがある記事でした。是非実際にこのシミュレーションと同じ試合を見てみたいものです。

インタビュー:ジェルダン=シャキリ/ザ・ジャーナリスティック:ドイツ

特集というわけではありませんが、紙面上の2か所でインテルに移籍してきた選手が取り上げられていました。バイエルンから移籍してきたスイス代表のシャキリと、アーセナルから移籍してきたドイツ代表のポドルスキの記事です。

シャキリはインタビュー記事ですが、インタビュー本文よりその前の説明と写真に注目です。シャキリの略歴とプレイスタイルを知れば、これからのインテルの試合が楽しみになるはずです。また写真を見ると、169cmという小さいからだですが、筋肉がはちきれんばかりについて居るのが分かります。まるでルーニーを横幅そのままに縦に圧縮したような体をしています。この肉体から繰り出されるプレイで、イタリアのファンを沸かせてほしいものです。

ポドルスキは巻末の白黒ページの定期連載ザ・ジャーナリスティックのドイツで取り上げられています。イングランドからイタリアへの移籍ですが、それだけドイツ人の注目も大きいようで、見開きを全てポドルスキの記事に使っています。

ポドルスキの略歴だけでなく、何が問題でステップアップしきれないのかということも含めて、かなり厳しい内容も書かれています。またあまり知られていないですが、ムードメーカとして貢献するタイプであるということも取り上げられています。

監督がマンチーニに代わり、二人の準ビッグネームが加盟したインテルが、今後どのようなサッカーを見せていくのか、色々な意味で注目です。

サイモンクーパーが聞く:若きリーダーとユベントスの未来

テーマはユベントスの未来となっていますが、ユベントスの会長であるアンドレ=アニエッリへのインタビューを通じて、凋落するイタリアサッカーの問題点を分かりやすく説明している記事です。

老朽化したスタジアムの問題以外にも、人種差別、ウルトラス(問題を起こす過激派のサポーターグループ)、観客数の減少、スキャンダルなどイタリアが抱える問題を、はっきりと明文化しています。イタリアが苦しんでいる原因が副次的に絡み合っており、解決は容易ではないことが感じられる内容です。

ユベントスはそんな中で世界10位の総収入を誇り、他のチームとはピッチ内外で圧倒的な差をつけている存在です。そういった中でアンドレ=アニエッリは「競いながらも協力し合う、そんな関係を築きたい」と口にしています。その実現は容易な事ではありませんし、どのように取り組めばよいのかは分かりません。

例えばバイエルンはドイツサッカーの発展に大きく寄与していますが、ライバルチームの選手を強引に引き抜くなど、リーグの競争力を落としていると批判されることもあります。事実上イタリアで1強となっている現在は、同種の批判も免れないでしょう。こういった問題にどのように対処していくのか、これからのユベントスのクラブとしての活動には注目していきたいと思います。

インタビューの中でユベントスがイタリアで最もファンが多く、最も嫌われているという内容の後に、アンドレ=アニエッリの言葉があります。「2006年から2010年はイタリアで最も愛されるクラブだった」という言葉は非常に重みがあります。勝つことで嫌われてきたユベントスが、愛されるだけの存在であってはならないという、強烈な強者の自負に裏打ちされた言葉です。

ウイットに富んだインタビューですが、それ面白さ以上に、イタリアの現状を伝える内容です。

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4 Comments

  1. CLのノックアウト・ラウンドを徹底分析!WSD2015.02.19レビュー | FCクロコダイル | 旅行人気ニュースガイド
    2015年2月13日 at 9:04 AM 返信

    […] います。他にちょっと気の早い冬の移籍をカバーした選手名鑑もついています。これは本来であれば移籍市場が閉まった後に出してほしいですが、それもご愛嬌でしょう…[続きを読む] […]

  2. ノルウェーの至宝、マルティン・ウーデゴールの実力とプレースタイル | FCクロコダイル
    2015年3月12日 at 10:12 AM 返信

    […] 16歳のモンスター、ウーデゴーをついに特集!ワールドサッカーダイジェスト2015.02.05レビュー […]

  3. CLのノックアウト・ラウンドを徹底分析!WSD2015.02.19レビュー | FCクロコダイル | 日刊☆なんでもトピックス!
    2015年5月21日 at 1:55 PM 返信

    […] 、愛されるだけの存在であってはならないという、強烈な強者の自負に裏打ちされた言葉です。 [引用元] CLのノックアウト・ラウンドを徹底分析!WSD2015.02.19レビュー | FCクロコダイル […]

  4. CLのノックアウト・ラウンドを徹底分析!WSD2015.02.19レビュー | FCクロコダイル | 今速☆ニュース!
    2015年5月31日 at 4:35 AM 返信

    […] 169cmという小さいからだですが、筋肉がはちきれんばかりについて居るのが分かります。 [引用元] CLのノックアウト・ラウンドを徹底分析!WSD2015.02.19レビュー | FCクロコダイル […]