• 2017年 4月 25日

サッカー観戦はワールドカップ終了後が楽しい!

(AD)                 

30869464_m

4年に一度のお祭り「ワールドカップ」、2014年ブラジル大会は、ドイツの4回目の優勝で幕を閉じ、既に4年後を見据えたチームづくりが始まっています。世界一を目指して出場国がプライドをかけて戦うワールドカップ本戦は、サッカーファンにとって最高のエンターティメントの一つであることに間違いありません。しかし、本大会出場を賭けた長い道のりもまた、多くのドラマを生んできました。

日本代表も例外ではなく、1994年(アメリカ大会)、悲願のワールドカップ初出場をほぼ手中に収めながらロスタイムの失点で夢破れた一戦は「ドーハの悲劇」として語り継がれています。その後、1998年(フランス大会)に初出場を果たすと、2002年(開催国として予選免除)、2006年(ドイツ大会)、2010年(南アフリカ大会)、2014年(ブラジル大会)と、5大会連続出場を果たしています。いまや日本国内では「アジア地区予選は勝ち抜いて当然」という空気さえありますが、その道のりは厳しい戦いの連続でした。日本はもちろん、世界の強豪国・伝統国も本大会出場が約束されているわけではありません。ワールドカップ本大会への切符がいかに困難なものであるかを見てみましょう。

スポンサーリンク

 地区予選の難しさ

(ブラジル)

唯一ワールドカップ全大会出場を続けているサッカー王国ブラジルですが、2002年(日韓大会)の南米地区予選では9勝6敗3分と大苦戦。勝点30で何とか予選通過を決めるも、首位アルゼンチンとの勝点差「13」、大陸間プレーオフに進んだ5位ウルグアイとの勝点差わずか「3」と、予選通過が危ぶまれました。しかし本大会では一転、靭帯断裂の大怪我から復帰したロナウドの活躍などにより、5回目の優勝を果たしました。

(ウルグアイ)

2回の優勝を誇る南米の伝統国ウルグアイは、1994年(アメリカ大会)、1998年(フランス大会)、2006年(ドイツ大会)と続けざまに地区予選敗退を喫するなど苦戦が続いています。選手個人ではヨーロッパの有力クラブで活躍する選手を多く輩出しているものの、最近は本大会出場のハードルが非常に高くなっています。

(フランス)

1986年(メキシコ大会)、ミシェル・プラティニを中心とする華麗なシャンパンサッカーで人々を魅了し3位となりましたが、その後低迷が続き、1990年(イタリア大会)、1994年(アメリカ大会)と、2回連続で本大会出場を逃しました。特に、デシャン、カントナ、パパンなど多くのスター選手を擁し臨んだアメリカ大会地区予選では、本大会出場が確実と思われた試合終了間際にまさかの失点を喫し、多くのファンを失望させました。

(イングランド)

サッカーの母国とも言われるイングランドは、1990年(イタリア大会)、ガスコインやリネカーらの活躍によりベスト4入りを果たしましたが、4年後の1994年(アメリカ大会)で地区予選敗退という失態を演じました。

(オランダ)

ダーヴィッツ、ベルカンプ、デブールらを擁した1998年(フランス大会)にベスト4入りを果たしましたが、その次回大会となる2002年(日韓大会)では地区予選敗退の屈辱を味わいました。

ここに挙げたのはほんの一例ですが、強豪国・伝統国、そして世界トップクラスのチームで活躍する選手たちでさえも、ワールドカップ本大会に出場する「権利を得ること」は、決して簡単なものではないのです。

 地区予選の仕組み

さて、ワールドカップ地区予選の仕組みはどうなっているのでしょう?2014年(ブラジル大会)のアジア地区予選を例に振り返ってみます。アジア地区に与えられた本大会出場枠は4.5、シード国の日本は、韓国・オーストラリア・北朝鮮・バーレーンと共に、3次予選からの出場となりました。

(3次予選)

シード国5チームと、2次予選の勝者15チームの計20チームが5組に分かれホーム&アウェイの総当り戦を行い、各組上位2チームが最終予選(4次予選)に進出。

(4次予選)

3次予選の勝者10チームが2組に分かれ、ホーム&アウェイの総当り戦を行い、各組上位2チームが本大会出場権を得る。各組3位のチーム同士がアジア地区プレーオフを戦い、勝者がアジア地区第5位として、南米地区の5位チームと大陸間プレーオフを戦う。アジア5位と南米5位の勝者が本大会出場権を得る。

この結果、最終予選(4次予選)でワールドカップ本大会出場を決めたのは、日本・オーストラリア・イラン・韓国の4ヶ国でした。また、ウズベキスタンとヨルダンがアジア地区プレーオフを戦い、2戦合計1対1、PK戦9対8という大接戦の結果、ウズベキスタンが勝利し、南米地区第5位ウルグアイとの大陸間プレーオフに挑みました。しかし、同じ5位とは言え南米チームに歯が立たず、2戦合計0対5という惨敗に終わっています。

 ロシア大会への道のり

さて、次回2018年ワールドカップ(ロシア大会)に向けたアジア地区予選は、本大会出場決定国の負担を減らすことを目的として、アジアカップ予選を兼ねることが決定され、これまでの4段階(4次予選)方式から2段階方式へと抜本的見直しが行われることとなっています。また、大陸間のレベル差を考慮して現状4.5のアジア枠が減らされる可能性や、逆にマーケティング上の理由で本大会出場国を増やすとの憶測もあり、今後のFIFA(国際サッカー連盟)の動向が気になるところです。このように、まだ不確定な要素もありますが、現在AFC(アジアサッカー連盟)により公表されている、ワールドカップに関連するスケジュールの概要をまとめると、次のようになっています。

【参考:AFCカレンダー】http://www.the-afc.com/downloads#calendars

(2015年 国際マッチデー)

6月8日~16日:アジア2次予選

8月31日~9月8日:アジア2次予選

10月5日~13日:アジア2次予選

11月9日~17日:アジア2次予選

(2016年 国際マッチデー)

3月21日~29日:アジア2次予選

8月29日~9月6日:アジア最終予選

10月3日~11日:アジア最終予選

11月7日~15日:アジア最終予選

(2017 国際マッチデー)

3月20日~28日:アジア最終予選

6月5日~13日:アジア最終予選

8月28日~9月5日:アジア最終予選

10月2日~10月10日:アジア地区プレーオフ

11月6日~14日:大陸間プレーオフ

(2018年)

6月8日~7月8日:FIFAワールドカップ ロシア(本大会)

この他、アジアカップやオリンピック関連のゲームなども数多く組まれており、目の離せない日々が続きます。
版権: / 123RF 写真素材

スポンサーリンク





One Comment

  1. サッカー観戦豆知識!雨の日の試合観戦で押さえておきたいポイント | FCクロコダイル
    2015年4月17日 at 9:07 AM 返信

    […] サッカー観戦はワールドカップ終了後が楽しい! […]