• 2019年 10月 19日

ASローマは返り咲くか!? WORLD SOCCER KING2014.12レビュー

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WORLD SOCCER KING2014.12 表紙トッティ

ワールドサッカーキングの最新号、2014.12号はアッソチアツィオーネ・スポルティーバ・ローマ(以下ローマ)特集です。ローマといえば、なんといってもフランチェスコ=トッティです。私たち日本人にとっては、中田英寿がスクテッドを獲得したチームとしても印象が深いのではないでしょうか。現在セリエAで2位につける現在のローマは、昨シーズンも最後までスクテッド争いにからみ、今シーズンも首位ユベントスと激しい争いを繰り広げています。そんな注目チームの特集だけに、非常に盛りだくさんで楽しめる内容になっています。

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フランチェスコ=トッティ・23年目の飛躍

ローマのバンディエラ(旗頭)といえば、何といってもフランチェスコ=トッティです。ローマの下部組織で育ち、16歳でデビューを飾ってからプロキャリア23年をずっとローマの主力として過ごしているというのは、ヨーロッパサッカー全体を見回しても特別な事です。昔は「おバカキャラ」として有名でしたが、さすがに38歳となった今は落ち着いたものです。セリエAでのユベントスとのライバル関係や、今シーズンの直接対決での疑惑の判定、チャンピオンズリーグでの野心などをを語っています。また中田に対しても触れられており、特にローマが優勝した後のベンチのお祭り騒ぎでは、「ファンタスティコな笑み」を浮かべていたという、トッティ節も出ていました。

インタビューも面白いですが、38歳となったトッティがローマで初めて2度優勝した選手になれるか、今年は目が離せません。

徹底比較00-01VS14-15最強ローマはどっち

見開きページだけの特集ですが、できればもっと枠を取ってほしかった特集です。00-01シーズンのチームの方が強いというのは、かつてのセリエAを見ていたファンにとっては納得の内容でしょう。当時のセリエAは世界有数の選手が集まり、最新の戦術を駆使して戦うという、間違いなく世界ナンバーワンのリーグでした。しかも優勝候補と言えるチームが7チームもあったのですから驚きです。

当時のチームに現在のチームが勝っている点を考えるとすると、トッティの偽9番という21世紀に新たに生まれた戦術面と、デ=ロッシというセンターバックもできるボランチによって生まれる、チームの流動性ではないでしょうか。紙面ではスピードとテクニックと書いてありますが、00-01シーズンのチームも、カフーとカンデラがいますので、ちょっと一概には言えないように思います。

00-01シーズンのローマも強かったですが、それ以上と言われるように今シーズンのローマにも頑張ってほしいと思います。

スクテッド獲得のキーマン

今シーズンのローマのキーマン特集です。インタビューが入っているピアニッチとトッティは外れているものの、デ=ロッシ、ジルビーニョ、ストローマン、デストロ、イトゥルベ、フロレンツィ、ナインゴランとそれぞれの選手の特徴と現状が分かりやすく説明されています。

監督のリュディ=ガルシアは非常に柔軟性の高い戦術を取っていることを考えると、まだ本領を発揮できていないイトゥルベや、11月に復帰するストローマンも、チームの力になっていくのではないかと期待できます。

ローマが他のチームと比べてロマンがあるのは、トッティ、デ=ロッシとチーム生え抜きの戦力が中心選手として存在していることでしょう。この流れを継ぐべきフロレンツィにも、今後注目したいところです。

それにしてもローマの特集を読むたびにいつも思うのですが、デ=ロッシは引退前にバンディエラ(旗頭)になることはあるんでしょうか。次期主将と言われるようになって14年もたつのですが、一向に現主将がいなくならないことを、彼はどう思っているんでしょうか。ちょっと気になります。

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画像:WORLD SOCCER KING (ワールドサッカーキング) 2014年 12月号(朝日新聞出版)

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