• 2017年 6月 24日

フランクフルトの躍進は乾貴士次第

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試合内容は悪くないのですが、失点を重ねて上昇のきっかけを掴めず中位を彷徨っているフランクフルトの原因は後ろの選手よりも前の選手にあったようです。これまでの試合の戦犯の一人であり鍵を握るのは日本代表内でも一番テクニックがあると言われている乾貴士です。今シーズン、チームの成功は彼の出来にかかっています。代表戦でも2得点を挙げ、調子を上げてきている乾貴士。ブンデスリーガ第12節でも得点を決めチームの公式戦5連敗を止める活躍をしました。今シーズンのフランクフルトのまとめをしてみましょう。

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的確だった今期の補強

本題に入る前に長谷部誠について書いていこうと思います。フランクフルトは今オフにローデ(バイエルン・ミュンヘン)などチームの中心を放出して数人を獲得しましたが、一番の補強はその代役となった日本代表キャプテンの長谷部誠でした。開幕から数試合はミスが目立ちましたが、チームに馴染んでくると攻守に渡って活躍しています。

試合内容を見ても彼がチームの中心にいることでしっかりとボールを前に運ぶことができていて、もし長谷部を獲得していなかったらと考えると補強は本当に的確でした。シャーフ監督が日本代表へ視察に訪れたことからも評価の高さが伺えます。

なぜ成績が上がらないのか

開幕前に長谷部誠の獲得を知った時にはCLやELの出場権を獲得できるのではないかなと思っていました。ボランチに経験と実力のある選手が入るのはどのクラブでも貴重なことですし、長谷部誠のプレーとブンデスリーガの試合を見ている人なら乾貴士も復活できるかもと期待できますし、そう思った人もいるのではないでしょうか。

それでは何故ここまで連敗が続いたのでしょうか。原因は勝てないチームにありがちな“パスをつなげずゲームを作れない”ことではありません。その原因は明らかに左右の攻撃的MFにあります。きちんと組み立てて前に運んだあとに多くの試合でレギュラーとして出場していた乾貴士とピアソンがかなり高い確率でボールを失ってしまうのです。特にピアソンに関してはブンデスリーガに慣れていないことは明らかで、活躍した試合は記憶にありません。ボールを受けては失って、を繰り返す状態なので何で毎回スタメンなのか疑問に思っていました。

乾貴士に関しては全くダメというよりもっとできるという表現が当てはまります。海外のフランクフルトファンのコメントにも「もっとできるはずだ、上手いのに判断が悪い時がある」というような内容がよく書かれていますし、安定した活躍ができていないことにやきもきしている人が多いようです。上手く前につないでも後ろの選手が上がってきている時に何度も奪われていては勝てる試合も勝てません。

フランクフルトの鍵は乾貴士が握っている

タイトルにある通り、フランクフルトが上を目指すなら乾選手の活躍は不可欠だと思います。元々日本代表で一番テクニックがあるのは乾貴士と言われていて、日本代表GK川島永嗣はきっかけを掴んで一番化けそうなのは乾貴士だとコメントしていました。チーム内では走れて点が取れる選手はいても、チャンスメイクするタイプは少ないです。乾貴士が活躍すれば成績は上がりますし、活躍できなければ中位圏を抜け出すのは難しいでしょう。

チームの土台はできていますから乾貴士か逆サイドのMFが安定して活躍できるかできないかにかかっています。乾貴士にとって今シーズンは世界に名を売る大きな意味を持つシーズンになるはずです。

今節のゴールをきっかけに量産体制に入ってほしいですね。

版権: blackosaka / 123RF 写真素材

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