• 2019年 10月 19日

苦戦するシャルケの今

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なかなか上昇のきっかけが掴めない日本代表の右SB内田篤人の所属するドイツ・ブンデスリーガのシャルケ04。その原因は暫定最下位も経験したライバルのドルトムントや200億円以上の補強でアイデンティティーを無くしてしまったプレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドと共通しており、主要ポジションの選手がいなくなってしまったことにありました。

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勝てない原因はただひとつ

本来シャルケは毎年CLに出場するようなチームで、サッカーファンなら誰でも知っているようなメンバーがズラリと並んでいます。そんなチームがブンデスリーガでもCLでも苦戦が続いている理由は何なのかは明白です。それは怪我人の多さです。

昨シーズンのレギュラーがこれだけ抜けてしまったらクオリティーが落ちてしまうのも無理はありません。少しずつ戻ってきても怪我明けにすぐに起用するような感じなので、100%には程遠くチーム力も上がってきません。先日の試合ではドイツ代表の攻撃的MFドラクスラーまで怪我をしてしまいましたし、戻ってくるよりも新たに怪我をする選手が多いという印象さえあります。

怪我人の影響

シャルケほどのクラブが今シーズン安定した成績を残せていないのは単純に試合内容が良くないからです。相手が強くなったのではなく、シャルケが弱くなったと言った方が正しいでしょう。良い時のシャルケは華麗なというよりも理にかなったパス回しをしていて相手にとって嫌なところをついてくるのですが、ビルドアップの中心でチームの土台となるボランチのレギュラーがそろっていないために結果が出ていません。

昨シーズンの強かった時のレギュラーはボアテングとノイシュテッターでしたが、前者は怪我による離脱、後者は人手不足によってCBに回っているため落ちつきがなくなってしまいました。もともと試合運びに難があり横綱のサッカーができないと言われていましたが、それでも本来のシャルケなら相手に優勢に試合できるチームはバイエルンとドルトムントくらいです。

まずは怪我人の復帰か怪我明けの選手が調子を上げてくるのを待つしかありません。ボランチの重要性は10年以上前から言われていますし、今ならマンチェスター・ユナイテッドやドルトムントのようなクラブが苦労していることからもよく分かります。今はファルファンやドラクスラーなど攻撃の選手よりもCBとボランチの復帰が安定して勝てるようになる一番の近道のように思います。

シャルケ含む今シーズンの展望

シャルケは怪我人がこれだけいても選手層が厚く、勝ててなくても良いチームが作れますから最終的には例年通りCLやEL出場権を争う位置まで上がってくるはずです。日本人選手だからというわけではなくて、怪我人が復帰するまでの間は内田選手の活躍がカギになりますし、上記したような位置まで上がってくるのは内田選手次第だと思います。

ブンデスリーガ全体としては、シャルケ、ドルトムントが躓き、レヴァークーゼンもあんまりな印象で、清武選手のいるハノーファーやヴォルフスブルクなどは調子が良いので2位以下はかなり団子状態になる予感がします。岡崎選手のいるマインツもいますね。ライバルがいないのでバイエルンの優勝は固いですが、見る分にはかなり面白いシーズンになりそうです。

版権: ververidis / 123RF 写真素材

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