• 2017年 5月 28日

2014ー15シーズン、欧州各国リーグ序盤戦のまとめ

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2014ー15シーズン、欧州各国リーグ序盤戦のまとめ

2014ー15シーズンが開幕してしばらく経ちました。早速盛り上がりを見せているヨーロッパサッカーリーグですが、各リーグごとに開幕前の予想とは少し違う動きも出てきています。特に第二グループと言われるチームのなかに、躍進したり足踏みをしたりという動きが目立ちます。逆に言えば本命は本命として、危なげないシーズンを送っていることも、今シーズンの特長ではないでしょうか。各国のリーグでこれからの注目株を取り上げながら、序盤戦を総括します。

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プレミアリーグを面白くするのは誰だ

今期のプレミアリーグは本命チェルシー、対抗マンチェスターシティという意見が大勢を占めています。そして本当にその通りになっていますので、見ている側としてはやや面白味に欠ける展開です。チェルシーは新戦力のセスクとジエゴ=コスタが躍動しており、変わらない守備力とスピードに、展開力と決定力を加えた隙のない布陣です。マンチェスターシティはネグレドの放出を2年目のヨベティッチで補い、懸案だったセンターバックにマンガラを補強して、優勝した昨季より戦力のバランスが整いました。

第二集団で期待されていたのはアーセナルとリバプールでしたが、2チームともスタートダッシュには完全に失敗しており、優勝争いは早くも2チームに絞られたという声も聞こえる有様です。リバプールは懸念されていた通り、ルイス=スアレスの穴が埋まらず強さを見せることができていません。またチャンピオンズリーグとの兼ね合いに慣れていない事もあって、今シーズンは我慢の一年になりそうです。アーセナルは2年目のエジルが調子が上がらず、相変わらずのケガの続発もあって周囲の期待には応えられていません。

前半戦のトピックとしては、マンチェスターユナイテッドが序盤戦で崩壊したかと思いきや、ディ=マリアとファルカオを補強して気が付いたら4位にいたという、ジェットコースターのような展開が注目を集めました。

後半戦に向けた注目チームとしては、前述のアーセナルとマンチェスターユナイテッドでしょう。上位2チームは失速する事はほぼないと思われるので、追う側に勢いが必要です。

アーセナルはいつも通りどこかで調子を上げてくると思われますが、それがいつなのか、どれだけ続けられるのかで優勝戦線に入れるかが決まるはずです。チェルシーの手堅さを見ている限り11月には目覚めないと間に合わないのではないでしょうか。強豪チームとの対戦を序盤戦に終わらせたというメリットをどれだけ生かして、勝ち点を稼げるかが注目です。ラムジー、エジルがどれだけ躍動できるかがカギになりそうです。チーム内でサプライズを起こす可能性があるのは、ウェルベックでしょうか。得点パターンの確立が出来れば、アーセナル躍進のきっかけになるかもしれません。

マンチェスターユナイテッドの優勝はほぼないと思われます。ディフェンスラインが安定していないため、取りこぼしは避けられそうにないからです。しかし、強豪チームとの直接対決で勝利可能な戦力を保持していることも事実です。マンチェスターユナイテッドが上位チームを破ることで、プレミアリーグの順位変動が起こりそうな予感があります。

トットナム、エバートン、リバプールは4位争いに絡んでくるか来ないかという状況です。リバプールは先々の事を考えると、何としても4位を確保したいところです。

 変化のあったBIG3に注目

リーガエスパニョーラは例年になく面白くなっています。昨シーズンチャンピオンのアトレティコマドリード、チャンピオンズリーグ王者のレアルマドリード、復権を誓い監督が入れ替わったバルセロナと、優勝候補のすべてのチームに大きな変化がありました。

もちろん優勝候補バルセロナ。ルイス=エンリケの指導によってボールロスト直後のプレスが復活し、安定した強いバルセロナが帰ってきました。また、新戦力のマテューがディフェンスで存在感を発揮するなど、思った以上に早い段階でチームが結果を出しています。

アトレティコアドリードは逆に不安な滑り出しです。前線にジエゴ=コスタを失った代わりに、マンジュキッチ、グリーズマン、ラウール=ヒメネスと補強しましたが、まだ攻撃の形は出来ていません。その影響なのか、自慢の守備にもほころびが見られる状態です。早い段階で勝ちパターンを再構築しなければ、優勝争いから脱落しかねません。

レアルマドリードは再び試行錯誤の日々に突入してしまいました。チャンピオンズリーグを制したチームのバランサーであった、シャビ=アロンソとディ=マリアの二人を失ったため、ただでさえ攻撃偏重だったチームのバランスが崩壊してしまいました。アンチェロティは既存戦力を使って何とかバランスを調整しようとしていますが、失点が止まりません。前線の爆発的な攻撃力で何とか勝利をおさめているものの、すでに取りこぼしは発生しており、先行きが不安な状態です。首位を堅持できるのかが焦点です。

3強に割ってはいたセビージャとバレンシアですが、注目はバレンシアでしょう。どちらも絶好調で何とか上位に食らいついているかたちですが、バレンシアにはマンチェスターシティから移籍してきたネグレドが怪我のためまだ出場していません。チームに停滞感が出たときに、ネグレドが打開してくれるかもしれません。また冬の補強でも、動きがありそうなので注目です。

バレンシア次第では、BIG4の時代が来るかもしれません。今年のリーガは変化が多く、予測ができない優勝争いが展開されそうです。

 セリエA、ブンデスリーガの序盤戦

セリエAの優勝争いは、予想通りローマとユベントスの一騎打ちとなっています。ユベントスが直接対決での勝利によってやや優位に立ちましたが、まだローマのホームでの対戦を残していますし、まだまだこの2チームのマッチレースが続きそうです。

第二集団でトップと言われていたナポリが激しく失速し、元インテルのディ=マッテオが就任したウディネーゼが躍進していますが、この状態がいつまで続くかはわからない状態です。3位以下は混戦ですが、優勝争いは早くも2チームに絞られているような状態です。仮にローマかユベントスのどちらかが失速するようなことがあれば、リーグとしての興味は失われかねません。

ブンデスリーガはもっとひどい状態で、ドルトムントがスタートで大きく躓いたため、バイエルンの優勝で決まったような雰囲気があります。追撃するのがボルシアMGとホッフェンハイムでは、あまりに頼りない印象です。

逆に大波乱が起こっているのがリーグアンです。マルセイユのマルセロ=ビエルサ監督が手腕を発揮しており、前半戦もたついたパリサンジェルマンを抑えて首位に立っています。パリサンジェルマンがチャンピオンズリーグで勝ち上がって、リーグ戦に集中できない状態が続くと、面白いことになるかもしれません。

概ね順当な優勝争いが行われている各国リーグですが、リーガエスパニョーラ、リーグアンなどは波乱もありそうな予感です。今年はこの二つのリーグに注目しても良いのではないでしょうか。

参考記事:プレミアリーグ開幕~今期の見どころ・優勝予想~

版権: natursports / 123RF 写真素材

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One Comment

  1. リーガは三強。でも、国内リーガ観戦ツールは一強でキマリ!! | FCクロコダイル
    2015年4月12日 at 8:30 AM 返信

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