9月15日に開幕した今季のCLグループステージも、12月8日・9日開催の第6節が終了し、決勝トーナメント進出チームが決定しました。ここではグループEからHの結果をまとめてご紹介いたします。
グループE
1位通過:バルセロナ(スペイン)
2位通過:ローマ(イタリア)
3位EL出場:レヴァークーゼン(ドイツ)
4位:BATEボリゾフ(ベラルーシ)
ローマ相手にドローとなった他は圧勝とも言える戦いぶりで首位通過を成し遂げたバルセロナに続き、レヴァークーゼンとBATEボリゾフに苦しめられたローマが、最終節でBATEボリゾフ相手に勝利し、辛うじて2位通過となりました。レヴァークーゼンが3位でEL決勝トーナメントに進みます。BATEボリゾフは最下位という結果に終わりましたが、このグループで勝ち点4を挙げた事は、まさに大健闘と言えるでしょう。来季の活躍にも期待です。
グループF
1位通過:バイエルン(ドイツ)
2位通過:アーセナル(イングランド)
3位EL出場:オリンピアコス(ギリシャ)
4位:ディナモ・ザグレブ(クロアチア)
アーセナルに今季初の「土」をつけられたバイエルンでしたが、それでも揺るぎない強さで首位通過が決まりました。2位はアーセナルとオリンピアコスのつばぜり合いとなりましたが、最終節の直接対決の結果、アーセナルに軍配が上がりました。アーセナルは序盤の低迷を見事に挽回し、奇跡の大逆転となりました。ディナモ・ザグレブはスタートダッシュに失敗したアーセナルを下すのが精一杯であり、その後は勝ち点を挙げる事もままなりませんでした。
グループG
1位通過:チェルシー(イングランド)
2位通過:ディナモ・キエフ(ウクライナ)
3位EL出場:ポルト(ポルトガル)
4位:マッカビ・テルアビブ(イスラエル)
プレミアリーグで不調の続くチェルシーが何とか踏ん張り、見事に首位通過を決めました。そしてディナモ・キエフの追い上げにより、最後の最後で逆転して2位通過を決めました。勝ち点10を獲得しながら、まさかのCL敗退となったポルトはEL決勝トーナメントに進む事になりました。マッカビ・テルアビブはポルト相手にPKで1得点を奪うのが精一杯。何もできずにグループステージを終えてしまいました。
グループH
1位通過:ゼニト(ロシア)
2位通過:ゲント(ベルギー)
3位EL出場:バレンシア(スペイン)
4位:リヨン(フランス)
ゼニト(ロシア)が5連勝で早々に首位通過を決めています。余り実力差の無いチームが揃い、混戦が予想されましたが、リヨンが開幕序盤の低迷をそのまま引きずり、最下位に終わるなど、各チームのパフォーマンスに助けられたグループでもありました。その中でもゲントの健闘ぶりは称えるべきでしょう。バレンシアは前半戦躓いた影響が大きく響き、EL決勝トーナメントに進みます。
CL決勝トーナメントの抽選は12月14日に行われます。決勝トーナメント1回戦から強豪同士の対戦は実現するのでしょうか。そして2016年5月28日、ミラノでの決勝の舞台に立つチームは、どこになるのでしょうか。
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