• 2017年 9月 26日

ドルトムントの胸スポンサー「EVONIK」とは、どんな会社?

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香川真司選手や丸岡満選手などが所属するドイツ、ブンデスリーガのボルシア・ドルトムント。近年は絶対王者であるバイエルン・ミュンヘンに次ぐ実力を兼ね備え、今シーズンも1位、2位争いを繰り広げています。そこに至るにはチームのスポンサーの応援が不可欠です。現在のボルシア・ドルトムントの黄色いユニフォームの胸に赤く輝く「EVONIK」の文字。ドルトムントのスポンサーであるエボニックという会社、いったいどの様な会社なのでしょうか?

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日本でいうところの「旭化成」?

このエボニックという会社ですが、ドイツはノルトライン=ヴェストファーレン州の都市であるエッセンに本社を構える、従業員3万人を超える化学品素材製造大手の会社です。エッセンはルール工業地帯の中心に位置し、都市としてのドルトムントとも密接な関係にあります。

エボニックは主にタイヤ関連素材を始めとし、その他ロケットの打ち上げの際に使用する高濃度の水素なども供給しているのです。またエコロジー分野での活躍も始まっており、化学分野で幅広く製品を供給しています。ハイブリッドカーなどに使用するリチウムイオン電池の製造でも一定の評価を得ており、ダイムラー社と共同開発を行っています。

日本ではエボニック・ジャパンが1969年に設立されています。既に50年近い歴史があり、主に商社機能を果たしています。日本だけで無く、欧州各地やアメリカにも進出しており、化学品製造では高い評価を得ている会社です。

ドルトムントとの蜜月の関係

エボニックは2006/2007シーズンからドルトムントとスポンサー契約を締結しており、2014年には2024/25シーズンまで契約を延長しています。スポンサー料は年間1,500万ユーロ(約20億円)と言われています。

因みにバイエルン(ドイツ)のスポンサーであるドイツ・テレコム社とヴォルフスブルク(ドイツ)のスポンサーであるフォルクスワーゲンのスポンサー料はブンデスリーガ最高額の年間3,000万ユーロ(約40億円)と言われており、ちょうど半分の金額となります。ドルトムントの露出の割には、安価な契約料となっていると言えますね。

ただ、エボニックとの関わりはスポンサーという枠を超えており、ドルトムントの運営会社の株式を数パーセント取得しています。会社と会社として、密接な協業体制を敷いている希有な例とも言えます。

日本でも知名度が上がっている

興味深いのは、同じルール工業地帯に位置するライバルチーム、シャルケのスポンサーがガスプロム(ロシアの天然ガス生産)という外国企業であるのに対し、ドルトムントは同じルール工業地帯をルーツとするエボニックがスポンサードしている点ですね。企業規模的には大きな差がありますが、意外にもスポンサー料は余り変わらないのです。

現在、日本国内で開催されているドルトムント主催のサッカースクールにも「エボニック」の冠名が付いており、国内でのエボニックの知名度も上がりつつあります。特殊ガス製造プラントを日本に設置するなど、ビジネス面においても日本と密接な関係を更に築こうとしています。既に日本に進出してから50年近くが経つ企業でありながら、あまり知名度が無かった事を考えると、サッカーを支え、知名度を上げるビジネススタイルも定着しつつありますね。

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トップ・アイキャッチ画像引用元:Borussia Dortmund Das neue BVB-Trikot: Midnight-Shopping in der FanWelt

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One Comment

  1. CLベスト16出揃う!グループステージA~Dの結果まとめ | FCクロコダイル
    2016年1月14日 at 9:58 AM 返信

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