• 2017年 5月 28日

サッカー初心者でもわかる!バイエルン・ミュンヘンにおける「チキタカ」とは?

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サッカーにおいて、「必ず勝てる戦術」や、「必ず得点できる状況」といったものは存在しません。それでは、強いチームを作るときに、選手、監督は何を行っているのでしょうか?それは「勝つ確率が高いサッカー」です。勝率を上げるためのアプローチは無数にありますが、今回はそうしたサッカーにおける理論のひとつである、「チキタカ」を紹介します。

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バルセロナが作り出した「チキタカ」

チキタカとはグアルディオラ監督(通称ベップ)がバルセロナを指揮している際に、用いた戦術です。2010年のワールドカップでスペインが優勝したことにより、一般的に知られるようになりました。

細かいパスをつなぎながらボールを保持し、相手にとられない。相手がボールを持てなければ失点する「可能性」は減るわけですから、勝利する確率は当然上がります。チーム全体でボールを保持するサッカー。つまり昨今よく使われているポゼッションサッカーというものです。このベップが考え出したチキタカですが、わかりやすく言うとこんなメリットがあります。

1、ボールが絶え間なく動いているので相手選手を疲労させることができる。

2、1対1をドリブルで抜くのではなく、2対1の状況を作ることにより、突破する「確率」を上げることができる。

3、ドリブルで仕掛ける回数が減るのでボールロストが減る。

4、ドリブル(個)に頼っていないので、選手一人の調子でチームの状態が浮き沈みしない。

体育などでサッカーは必ずやるスポーツなので、わかる方もいるかもしれませんが、「ダブルタッチ」という技をご存知でしょうか?これは相手選手が足を出してきた時に、片方の足から逆足に素早くボールを受け渡し、相手を抜く基本的な技なのですが、これをチーム全体で行っていると考えればわかりやすいかもしれません。右足の部分は選手A、左足の部分は選手B。二人でボールを保持しているので、10m近い巨人があたかもピッチでダブルタッチをしているような感じでしょうか?

進化を遂げるバイエルンミュンヘンの「チキタカ」

チキタカの生みの親「グアルディオラ監督」。彼はバイエルンに活動の場を変え、バイエルンに新しい風を吹き込みます。スペイン代表や、バルセロナが行っていたチキタカと何が違うのか?それはわかりやすく言うと、選手間の距離が若干遠いということです。それが2013-14シーズンではうまくはまりブンデスリーガを優勝することができました。

チャンピオンズリーグ、マンチェスターC戦で見せたパスワークは圧巻で、相手の選手はファールでないと止められないという状況です。ファールで止めたとしても、バイエルンボールになるので仕方ないですね。

昨シーズンのデータから予測される今シーズンの「チキタカ」

バイエルンが目指す新しいチキタカが、ロングボールの使用です。昨シーズンパス成功率は当然のようにリーグ1位なのだが、面白いことに、ロングボールの成功率もリーグトップになっている。これはどういうことか?チキタカとはもともと細かいパスをつなぐもの。つまり低いパスであれば成功率が上がり、ロングボール(ハイボール)であれば成功率は下がります。当然であると思います。つまりカウンターチームなどがロングボールを使用していたのにもかかわらず、バイエルンは長短織り交ぜたパスでゲームを支配しようとしているのです。

ワールドカップが終わり次はチャンピオンズリーグに注目です。7-1とセリエAのローマに勝ったバイエルン。是非この新しいバイエルンのチキタカにも注目してもらいたい。

版権: katatonia / 123RF 写真素材

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