• 2017年 5月 28日

理想のクラブ像を考える…フットボリスタ2015年8月号レビュー

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フットボリスタ8月号レビューです。今号では「これからのフットボール」に焦点を当て、経営や監督、移籍や審判に至るまで、クラブが、選手が、そしてサッカーが今後どの様に変わりつつあるのかを紹介しています。時代によって様々な形を見せるサッカー界に注目!!

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CL優位、変わりつつあるクラブの在り方

まずクラブ経営の在り方として、十分な資金を得る為にはCLに出場する事による分配金や放映権料を得るという事の重要さを記しています。CL出場によって得られる収入はこの上なく、あたかも各国リーグ戦の序列がCLよりも格段に下がってしまうという事を懸念しています。

クラブ経営に関しても、クラブのオーナーが以前のミランやローマに見られた様な「パトロン」型の経営スタイルが終焉を迎えているのも事実です。イングランドの各クラブはチェルシーのオーナーであるアブラモヴィッチの他にも、アメリカをはじめとする投資ファンドなどに買収され、かのマンチェスター・ユナイテッドですら、オーナーはアメリカ系の投資ファンドであるのです。この様な流れに逆行していたイタリアでさえも、パトロン系の代表格であったミランやインテルが、現在はアジア系による資本が入っています。このような支援がない限り、各国を代表するクラブですら、クラブ経営を存続させるのは厳しい状況であるのです。

この様にチームを「グローバル化」させる動きが各国においても盛んであり、グローバル化によるマーケットの拡大による収入の増加を目指してもいるのです。またイタリアに目線を向けると、かのローマにしてみても、実はクラブのロゴマーク変更は、全世界にローマの存在を知ってもらおうとする戦略の一環でもあるのです。

ベテランの「セカンドライフ」の選択肢

また、ベテラン選手のキャリアが終焉に近づくにあたり、それぞれの選手が選択すべき選択肢にも変化が現れている事を紹介しています。従来であれば、チーム一筋であった選手はそのチームで引退し、フロント入りするという流れが「定番」でありましたが、スティーブン・ジェラードやフランク・ランパードの様に、MLS(アメリカ)で最後の輝きを見せようとする選手もいれば、インドに渡って晩年を過ごす選手も増えています。

中には、かつてイタリア代表で活躍したトンマージがサンマリノのクラブチームで復帰し、EL予選に出場しているというケースもあります。そしてレアル・マドリードを代表する選手であるイケル・カシージャスでさえも、クラブを追われてポルト(ポルトガル)に移籍せざるを得ない環境にあるのです。

審判の存在意義の変化

そして、ゴールライン・テクノロジーの導入や、誤審を認めた場合のFIFAからの各国協会への「援助金」支払いなど、審判をめぐる環境の変化についても記されています。

かつての「神の手」を代表する様な誤審は、我々観る側にドラマティックな展開やロマンなどを与えていましたが、技術が進んだ今となっては、誤審はリスクでしかないという事を紹介しています。ゴールライン・テクノロジーの導入の他に、審判5人制などの案も出ているようですが、はたして実現するのでしょうか?

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版権:Amazon.co.jp月刊フットボリスタ 2015年8月号より

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One Comment

  1. 代表強化に悪影響?各有力チームにおける「同国出身選手」の変遷 | FCクロコダイル
    2015年11月4日 at 9:14 AM 返信

    […] ・理想のクラブ像を考える…フットボリスタ2015年8月号レビュー […]