• 2019年 10月 21日

開催国チリが制覇もピッチ外は大混乱。コパ・アメリカ2015総括

(AD)                 

RIO DE JANEIRO - JUNE 18: A crowd of Chilean Fans celebrate Chile's victory over Spain.

約1ヵ月に渡って繰り広げられたコパ・アメリカ。開催国チリと本命アルゼンチンとの決勝戦となりましたが、スコアレスドローによるPK戦の結果、チリが優勝となりました。チリは前身の南米選手権時代を含めても初の優勝となり、アルゼンチンは、またファイナリストで大会を終える事となりました。「シルバーコレクター」という不名誉なニックネームを返上すべく、大会の本命にふさわしい戦い方をしていただけに悔やまれます。

実際に優勝したチリの実力に疑いはありませんが、全体的に盛り上がりに欠けたと言わざるを得ないこの大会。サッカーの試合以外のトラブルが目立ってしまい、大会の価値を大きく下げたと言わざるを得ません。

スポンサーリンク

「トラブルメーカー」と化したチリ、ホームの「利」を最大限に生かす

様々なトラブルが起こった今大会ですが、まずはピッチ外のとんでもない事故から始まります。大会開催中の初戦勝利のご褒美としてチリ代表選手に与えられたフリーの時間。お酒を楽しんだ後に自動車を運転し、チリ代表MFアルトゥーロ・ビダルが飲酒事故を起こしてしまいました。

通常であれば代表追放、逮捕・拘束されてもおかしくない状況でしたが、世論はビダルの「涙の会見」を受け入れ、そしてチームはそのままビダルを起用することを決め、挙げ句の果てには優勝まで成し遂げてしまいました。日本では絶対に考えられない事ですね。

まだまだ子供のネイマール、ハラの挑発に屈したカバーニ

そしてコロンビアの挑発に乗ってしまい、感情をコントロールできなかったネイマール。彼を失ったブラジルは、もともと下馬評が高くなかった上に、名実共にチームの顔を失った影響そのままに敗退してしまいました。スアレスが出られないという大きなアドバンテージを背負いながら戦っていたウルグアイも、チリ代表DFハラの卑猥な挑発に乗っかってしまい、ネイマールと同じ憂き目に遭いました。

ただ、このハラの行為には所属先のマインツ(ドイツ)も「おかんむり」らしく、それ相応のペナルティを科される可能性もありますので、ハラも頭を冷やす良い機会かも知れませんね。

熱狂的なファンの「後押し」

そして地元ファンの熱狂的な後押しを忘れてはなりませんが、これらのファンが、アルゼンチン代表MFリオネル・メッシの家族に危害を与えそうになったという点を忘れてはなりません。

決勝のアルゼンチン対チリ戦で、チリのサポーターがメッシの家族に向けて物を投げたり罵倒したりといった行為を行いました。試合とは全く関係の無い場での暴挙には呆れてしまいます。逆を言えば、それだけ熱狂的なサポーターの後押しがあったからこそ、チリ代表はここまで来る事ができたとも言えますね。決して褒められたものではありませんが。

南米特有というか、W杯以上に負けられない戦いとも言えるコパ・アメリカ。以前日本代表が出場した事もありますが、「普通以上」のメンタリティーや勝つ気持ちを持っているチームでないと、1ヵ月の長丁場はとても乗り切れないということが明確になった大会でした。

関連記事:

クリスティアーノ・ロナウド来日!世界のサッカー選手のバカンスの過ごし方

バルセロナの10番が真のオールラウンダーへ-メッシ時代の終焉!?
版権: diro / 123RF 写真素材

スポンサーリンク