• 2017年 6月 23日

セードルフ、カンナバーロ、インザーギ…監督としては結果を残せなかった元名選手たち

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1990年代からヨーロッパサッカーを見始めた人たちにとって、当時現役だった選手が、近年監督となって現場復帰してくれることは、サッカーを見る上での楽しみの一つではないでしょうか。

例えば13-14シーズンのCLで準優勝を果たしたアトレチコ・マドリードのディエゴ・シメオネ監督は1987年から2006年まで現役生活を続け、ラツィオ時代にセリエAを、インテル時代にUEFAカップなどのタイトルを獲得しました。また、バルセロナでメッシに偽9番という役割を与えたり、バイエルンで可変フォーメーションを確立し、CL制覇に導いたペップ・グアルディオラ監督も1990年から2006年まではスペインやイタリアで現役選手としてトップの舞台で活躍していました。

しかし、彼らのように必ずしも名選手が名監督になるとは限りません。今回は監督として現場復帰したものの、思うような結果を残せなかった元名選手たちを取り上げます。

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セードルフ【ACミラン:2014年1月~2014年6月】

ミランの成績悪化によるアッレグリ(現ユベントス監督)の解任を受け、当時はブラジルのボタフォゴで現役を続けていましたが、引退表明と同時にミランへの監督就任を発表しました。

監督就任後の19試合で勝ち点35を積み上げましたが、前半戦の不振が響き、結局8位でシーズンを終え、CLはおろかELリーグの出場権すらも獲得することができませんでした。クラブは彼に対する感謝の意を述べながらも、契約を延長することはありませんでした。

インザーギ【ACミラン:2014年6月~2015年6月】

前年までユースを率いていた彼がトップチームの監督に就任することが発表され、サポーターたちは非常に大きな希望を胸に頂きました。タイトなスーツに細いネクタイでピッチに戻ってきた彼を多くのサポーターが受け入れ、シーズン序盤こそ上々のスタートを切りましたが、シーズンの中盤から失速。年末年始頃からは解任論も浮上してしまいました。

最終的には10位でシーズンを終え、シーズン終了後にクラブから解任が発表されました。トップチームでの監督経験がない状態で、ミランのような複雑な状況にあるチームを任され、たった1シーズンで結果を求められるというのもなかなかの無茶ぶりではありましたが、ユースチームの指導者として再度経験を積み、再びトップチームを率いる姿を楽しみにしたいですね。

カンナバーロ【広州恒大:2014年11月~2015年6月】

現役時代にイタリア代表などで指導を仰いだリッピ監督の後任として、2014年11月に中国の広州恒大で監督キャリアをスタートさせました。ACLのグループリーグを順当に首位通過するなど結果を残していましたが、わずか半年後の2015年6月にクラブの戦略的発展のため、解任が発表されてしまいました。

解任の理由はチームの成績と言うよりも、カンナバーロの母国イタリアでの脱税疑惑が原因の一つではないかと言われています。広州恒大の後任にはかつてブラジル代表やポルトガル代表を率いたフェリペ・スコラーリが就任すると発表され、その直後にはスコラーリがブラジル代表監督時代に指導したトッテナムのブラジル代表パウリーニョを獲得しました。カンナバーロがチームを去ったことで、見事に補強を進めることになり、カンナバーロ本人にとっては苦い経験となってしまいました。

近年は奇しくもACミランのOB2人が愛するクラブを上位に導くことができず、苦渋を舐めています。冒頭に紹介した通り、名選手が監督としても素晴らしい功績を残すことはありますが、必ずしもそうとは限りません。

今後、引退を表明した選手達が監督としてピッチに帰って来た時にどのような結果を残してくれるのか、要注目です。

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版権: sportgraphic / 123RF 写真素材

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One Comment

  1. リバウドが現役復帰を発表! 引退から現役復帰を果たした名選手たち | FCクロコダイル
    2015年7月24日 at 11:00 AM 返信

    […] セードルフ、カンナバーロ、インザーギ…監督としては結果を残せなかった元名選手たち […]