• 2017年 5月 24日

あの注目選手はいま…エンツォ・マレスカ(パレルモ)

(AD)                 

Enzo Maresca Top 10 goals   YouTube

かつて将来を嘱望されながらも、なかなか日の目を見る事のなかったMFエンツォ・マレスカ。ユヴェントスでの短い日々を終え、リーガ・エスパニョーラで活躍をしましたが、結局イタリア代表に呼ばれる事はありませんでした。イタリアを離れて8年、今はイタリアのプロヴィンチアのチームで活躍しています。

スポンサーリンク

将来を嘱望されたユース時代と異例なデビュー

イタリア南部・サレルノで生まれた彼は、若くしてミランの下部組織にスカウトされます。その後カリアリのプリマヴェーラへ移り、イタリア各世代の代表にも選ばれました。ここまで順風満帆に成長してきたマレスカですが、プロデビューは4年間育てて貰ったカリアリではなく、プレミアリーグでした。

WBAでデビューを果たすと、まだ10代ながらも活躍し、1999-00シーズン冬の移籍市場でユヴェントスへ完全移籍を果たします。当然ながらユヴェントスに彼のポジションは無く、ボローニャ、ピアチェンツァなどへの「武者修行」を重ねます。レンタル先では主力級の活躍を見せていた為、ゲームメーカーとして活躍する彼を記憶している方も多いのではないのでしょうか。結局ユヴェントスでは約2シーズンに渡りプレーをしましたが、最後まで首脳陣を納得させるまでの印象は残せず、2005-06シーズンに、再びイタリアを後にします。

スペインでの全盛期、厚い選手層による苛立ち

移籍したセビージャでは主力として大活躍し、UEFAカップ決勝では自ら2ゴールを挙げて貢献し、見事に優勝という偉業を成し遂げました。いま振り返ると、この頃が彼のキャリアハイの時期と言えます。しかし、その後新加入選手などの影響により、次第にポジションを追われる様になり、2009-10シーズンにはオリンピアコス(ギリシャ)に移籍しますが、ここでも新加入選手やヒメネス監督に追い出される様に退団し、2010-11シーズン途中より再びリーガ・エスパニョーラの舞台(マラガ)へと戻ります。しかしマラガではサンティ・カソルラやトゥラランなどとの熾烈な競争により、次第にサブへと追いやられていきました。2011-12シーズンもその流れを変える事はできず、遂には2012-13シーズンにサッmプドリアへ移籍。再びセリエAでのプレーを選びました。しかし、サンプドリアでも置かれた境遇はスペインやギリシャで経験したものと同じであり、翌シーズン途中に現在所属しているカリアリ(当時セリエB)へ移籍します。2013-14シーズンこそセリエA昇格への立役者となりましたが、2014-15シーズンは再びベンチを温める生活に逆戻りしてしまうのです。

典型的なプロヴィンチアのレジスタ

かつてプロヴィンチアの各チームで活躍したファビオ・ペッキア(現・ナポリ アシスタントコーチ)の様に、セリエAを代表するチームではなく、プロヴィンチアで輝く典型的なMFの選手ですが、気づけばマレスカも35歳。結局フル代表に選出される事はありませんでしたが、視野の広さと正確なパスは健在です。しばらくゴールからは遠ざかっていますが、まだまだセリエAで通用する実力を持っています。

関連記事:ユベントスのCL決勝進出にイタリアサッカー復権の可能性を探る。

版権:Enzo Maresca-Top 10 goals YouTubeより

スポンサーリンク