• 2017年 10月 18日

欧州若手有望選手を徹底紹介!ワールドサッカーダイジェスト2014.9.18レビュー

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今回のワールドサッカーダイジェスト(以下WSD)は「欧州各国リーグブレイク候補大全」として、欧州各国のリーグでプレイする注目の若手選手をポジション別・リーグ別に取り上げています。紙面のカラーページの殆どはこの若手の紹介に費やされており、開幕したばかりの各国リーグの様子を知りたい欧州サッカーファンにとっては少し残念な内容なのではないでしょうか。とはいえ注目の若手選手は気になります。次世代のスーパースターに今から目をつけておくためには、チェックは必須の内容です。

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欧州各国リーグブレイク候補大全

現地ジャーナリストや識者が押す、ブレイク寸前の若手プレイヤーの特集になっています。中にはすでにブレイク完了といえるような選手も含まれていますが、それはご愛嬌です。日本のサッカーファンがほとんど知らないような選手も多く含まれています。選手名鑑と一緒に保管しておいて、ひいきチームの試合を見るときには取り出して、対戦チームに注目の若手がいないか確認するのも一興かと思います。

選手紹介に、プレイスタイルが似通っている有名選手があげてあるため、まだ見ぬ若手選手のイメージが広がります。ダービッツのようなプレイスタイルと聞けば、そのダイナミックさを一度は見てみたいと思うのではないでしょうか。

レジェンドの言魂~DECO~

引退した選手のインタビューと、その選手が選ぶベストイレブンを掲載している連載記事です。今回は元バルセロナのデコが自身のサッカー哲学について語っています。「フットボールは人々をつなぐもの」といっていますが、もっと深い意味だとは思いつつも、中盤で美しいパスを右へ左へと送っていたデコのプレイを思い出すと、なんとなく納得してしまう言葉です。

ベストイレブンで注目したいのは、クリスチアーノ=ロナウドとロナウドが選ばれていることです。同じチームでプレイしていない選手はこの二人だけ。対戦してよほどの脅威であったのだということが分かります。自分をベストイレブンに含めるにあたって、前線の顔ぶれを見て「パスをだすのが楽しくて仕方がない」という言葉を述べているあたりは、デコが生粋のボールプレイヤーであったことを思い出させてくれます。

各国記者が世界を切るTheJournalistic

毎号必ず乗っている、現地記者によるコラムです。今回は特集にページが多く割かれていて、記事の種類が少ないため取り上げます。といっても毎号必ずクオリティの高いコラムが掲載されており、現地ジャーナリストならではの批判精神にあふれた内容は、WSDの目玉といってもいいような内容ばかりです。今号で特に注目する内容はイタリアとポルトガルでしょう。

イタリアはコンテの代表監督選出に多くの問題が含まれていることを記事にしています。コンテが八百長事件で建議をかけられていることや、非常識な高年棒で雇用されていることが、ピッチ上のサッカーとは別の問題で取り上げられています。日本にいると知る由もない現地の雰囲気が、記事を通して伝わってきます。

ポルトガルの記事は、ポルトガルに限った話ではなくサッカー界全体に関わるファンドの話が取り上げられています。移籍や育成の背景に存在する、選手の保有権を持つクラブ以外の存在であるファンドが、現在のサッカー界に及ぼしている影響が垣間見えます。

勿論TheJournalisticではこういった社会的な面だけでなく、ピッチ上でのプレイについての意見も、現地からの観点で述べられています。これからも是非注目してほしいコーナーです。

関連記事:ワールドサッカーダイジェスト2014.9.4レビュー

(アイキャッチ画像:WORLD SOCCER DIGEST (ワールドサッカーダイジェスト) 2014年 9/18号 /日本スポーツ企画出版社

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