• 2019年 1月 23日

カルピFCがセリエA初昇格確定。2014-2015セリエBの昇格争いの行方

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カルピFCがセリエA初昇格確定。セリエBの昇格争い

42試合で争われるセリエBも、残すところわずかとなりました。

既にセリエAへの昇格を決めたチームがある一方で、もうひとつの昇格枠、そして昇格プレーオフ出場権を巡る、熱い戦いが続いています。

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既にセリエA昇格を決めたカルピFC

カルピという名前を聞いたことはありますか?カルピとは、人口が7万人にも満たないモデナ県にある地方都市なのですが、このカルピにあるクラブチーム、カルピFCが初めてセリエAの舞台に立つのです。

カルピはチームとしての歴史は古いのですが、2000年の経営破綻によるチーム解散・再結成を経て2013-14シーズンに初めてセリエBに昇格します。そして今シーズン、地元の難敵ボローニャやモデナなどを退け、見事にセリエAへの切符を手にしました。ただ、この様な環境のチームですので、問題も山積しています。特にスタジアムの問題は顕著であり、今のホームスタジアム「スタディオ・サンドロ・カバッシ」は4,000名強しか収容できない為、セリエAを開催できる「最低1万人を収容するスタジアム」の要件を満たさず、試合の開催ができません。

今後の進展にもよりますが、地元での試合開催が許されず、近隣都市でのホームゲーム開催を余儀なくされる可能性があるのです。

残りの2座席を虎視眈々と狙う構図

数字上は14位トラーパニまでプレーオフ圏内である6位に入る可能性があります。現在2位のフロジノーネもセリエA初昇格となります。また15シーズンぶりのセリエA昇格に向け、ヴィチェンツァも良い位置につけています。

2年前に昇格したサッスオーロを始め、カルピにフロジノーネなど、最近の昇格候補には古くからのセリエAファンには聞き覚えの無い「新興チーム」が多いのですが、これは多くの古豪チームが経営破綻などにより、セリエC以下へ降格してしまっている事や、「新興チーム」や経営破綻したチームを引き受け、自らの会社・ブランドの知名度を上げようとしているオーナーが増えているという事が、要員のひとつとして挙げられます。

「古豪チーム」の衰退、消滅

古豪チームが経営破綻をした例としては、レッチェやシエナなどが代表例であり、今年はセリエAを戦うパルマとチェゼーナにもその可能性があります。両チーム共に多額の負債を抱えており、恐らくセリエB降格だけでは済まず、特にパルマはチーム消滅もしくはセリエCへの降格という可能性もあります。

いままでセリエAでは参加チームの財政面でのチェックはされておらず、セリエBからの昇格チームでも、今後同様の危機を迎えそうなチームの昇格を制限する様な体制や仕組みも無いのが現状です。カルピの様な、来シーズンのセリエAへの昇格候補チームも、同じような歴史を繰り返す可能性が少なからずあります。

100年以上にも及ぶサッカーの歴史があるイタリア。プロチームの数も多いのですが、昨今の経済情勢を鑑みても、チーム数や選手数が飽和状態になっている事は、もはや否めませんね。

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画像および動画:Castori alla vigilia di Carpi-Lanciano/Carpi FC 1909(Youtube)

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One Comment

  1. 今シーズンの注目選手を採点!【セリエA編】 | FCクロコダイル
    2015年5月30日 at 11:56 AM 返信

    […] 関連記事:カルピFCがセリエA初昇格確定。2014-2015セリエBの昇格争いの行方 […]