• 2017年 6月 22日

上級観戦術のススメ。WSD2015.04.16レビュー

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ワールドサッカーダイジェストNo.433 2015.4.16のレビューです。今号では、各欧州リーグの終盤戦を楽しむための見どころ・注目ポイントについて取り上げています。ヨーロッパだけでなく、日本のTV解説者やドイツでコーチをしている日本人が、ひとつのリーグにとらわれること無く、非常にバランスの良い考察をしていると言えます。

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リーグ終盤戦の注目ポイントは?

既にリーグ優勝が決まっていたり、順位が決まりつつあるリーグもありますが、主な注目ポイントとしてはチーム云々ではなく、観るべき選手とその理由について紹介されています。ビッグクラブは言わずもがな、プレミアリーグの出世頭となりつつあるハリー・ケイン(トッテナム)をはじめ、チャルハノール(レバークーゼン)、トーレス(ポルト)などの、次世代を担うであろう若手選手にスポットを当てています。そして、解説者や監督、実況レポ-多だけでなく、チームの強化責任者までもが、観戦する際の「知恵」を惜しむことなく、それぞれの立場の視点から教えてくれるのも、非常に興味深い点です。

チーム戦術の「機能美コンテスト」

今号で注目すべき内容としては、チーム戦術の機能美コンテストが挙げられます。これは、ポゼッション、カウンター・トランジション、サイドアタック・中央突破と戦術を大きく3種類に分け、有力クラブや中小のクラブから優秀なチームをTV解説者やジャーナリストなどの専門家が選ぶという主旨のものです。ブンデスリーガのチームはカウンター戦術を取るチームが多く選ばれており、ポゼッション戦術はセリエAのチームが多く選ばれているというところも非常に興味深く、リーグごとに上位陣を相手にする際の具体的な戦い方が如実に表れていると言えます。各リーグから万遍なく選出されていると言いたいところですが、リーガ・エスパニョーラからの選出が非常に少ないのが気になります。

列強国ブランドの現在地

また、2014年ブラジルW杯で世間を沸かせた強豪国選手の推定市場価値をランキング形式で紹介しています。印象としてはアルゼンチンとフランスが高騰しており、ブラジルやドイツ、スペインが現状維持というところでしょうか。その他伸長著しいベルギーやコロンビア、最近タレント不足と言われているオランダやイングランドよりも、イタリアの凋落ぶりが特に目立ちます。バロテッリやインモービレといった「国外組」の不調もその要因なのでしょうか。また、主要国以外にも目を向けると、ブンデスリーガはスイス人・日本人選手が、セリエAはチリ人・ギリシャ人選手が数多く活躍しており、コートジボワール旋風がプレミアリーグに吹き荒れているなど、興味深い内容となっています。

The Journalistic

そして毎号恒例のこのコーナー。ミランのウルトラスによるストライキが大きく取り上げられています。ミランの不調の原因はフロントにあるとも言われていますが、このカリアリ戦でのゴール裏の写真こそが、ミランだけでなく、セリエA自体の凋落ぶりを物語っていると言えるでしょう。90年代世界最高峰と言われていたセリエAのレベルの低下は様々な理由があると思いますが、CLのベスト4に残っているユベントスが欧州を制覇した時、また評価が覆されるかもしれません!!レアル・マドリードVSユベントスは必見!!!!

関連記事:「本田は期待を裏切らない兵隊」「トーレスは坊や」ワールドサッカーダイジェスト2014.01.01レビュー

画像版権:Amazon.co.jpより

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One Comment

  1. 「9」という数字の重み。WSD2015.05.07レビュー | FCクロコダイル
    2015年5月10日 at 9:37 AM 返信

    […] 上級観戦術のススメ。WSD2015.04.16レビュー […]