• 2017年 11月 25日

セリエAの胸スポンサー事情/前編

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ジェルビーニョ ASローマ  ウサイン・ボルトを超える、人類最速のサッカー選手   YouTube

イングランド・プレミアリーグはチェルシーの優勝で幕を閉じました。その最中で2015-16シーズンから5年間、チェルシーのユニフォームに「YOKOHAMA」の文字が掲出されるというニュースが飛び込んできました。これは、チェルシーと横浜ゴムが年間4000万ポンド(約74億円)でスポンサー契約を締結したとの事で、なじみのある日本の会社名が、久々に名門チームのユニフォームに掲出される事になりました。マンチェスター・ユナイテッドの「SHARP」以来とも言えます。

ユニフォームに掲出されるスポンサーは、いわばチームの象徴ともなりうる存在なのですが、中にはラツィオやローマなど、胸スポンサーを付けないチームも増えています。長年胸スポンサーを付けていなかったバルセロナは、今はユニセフがスポンサーに付いていますが、じきに胸スポンサーを撤廃するという噂もあります。

因みにセリエAでは、2014-15シーズン開幕時、20チーム中7チームに胸スポンサーが無いという、異例の事態となりました。果たして、この原因は何なのでしょうか。

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セリエAの凋落、止まらぬ資産価値の下落

プレミアリーグでは全チームに胸スポンサーが付いており、これはリーガ・エスパニョーラでも同様です(一部例外あり)。しかし、セリエAだけ、他のリーグとは状況が違います。

これは、UEFAのランキングが下落したのも、関連性が無いとは言い切れません。

因みにイタリアの首都・ローマを本拠地としているローマとラツィオを例に挙げてみましょう。イタリアを代表すると言っても過言では無いチーム、しかもローマで熱い火花を散らす両チーム共に、胸スポンサーがありません。特にラツィオは2008シーズンから継続して胸スポンサーが無い状況が続いています。これは、ある程度まとまった金額のオファーが無い限りは、首を縦に振らない、という強い決意の表れでもあるのです。一説には、ローマは年間約25億円以上のオファーでないと検討しないと言われており、この考えはラツィオも同様だそうです。某航空会社がスポンサー契約を年間約8億円でローマに提示したものの、一蹴されたとの噂もあります。

他リーグとは相反する市場価値

次に、スポンサーとの契約金額についても、他の主要リーグとの金額差が付き始めています。前述したチェルシーの約74億円を筆頭に、プレミア勢は約47億円(マンチェスター・ユナイテッド/シボレー)、約38億円(アーセナル/エミレーツ航空)。リーガ・エスパニョーラでは、最も高いと言われるレアル・マドリードが約33億円(エミレーツ航空)となっています。セリエAに関して言えば、ミランが約16億円(エミレーツ航空)となっており、スポンサーがエミレーツ航空であるにも関わらず、所属リーグの違いで、倍近くもの差が付いているのです。それほど、いまのセリエAにマーチャンダイズを期待する動きが少ないという事になります。チームの胸スポンサーについては、ユヴェントスとインテル以外のチームで、数年サイクルで変更しています(ユヴェントスはフィアットの、インテルはピレッリの後ろ盾がありますので)。

これはリーグ全体の放映権料にも色濃く反映されており、セリエA全体の価値を高める動きをしない限り、復権は難しいとも言えますね。

関連記事:今シーズンの注目選手を採点!【セリエA編】 海外旅行でサッカー文化を楽しむ方法【イタリア・ミラノ編】

版権:ジェルビーニョ(ASローマ) ウサイン・ボルトを超える、人類最速のサッカー選手YouTubeより

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One Comment

  1. セリエAの胸スポンサー事情/後編 | FCクロコダイル
    2015年6月1日 at 8:31 AM 返信

    […] セリエAの胸スポンサー事情/前編 […]