• 2017年 9月 27日

ラダメル・ファルカオはどこへ行く

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かつて南米のチリで代表のエースストライカーをつとめた名選手、イバン・サモラーノはその選手を評してこう言いました。「南米の、そして世界の中でも最後の偉大なセンターフォワードだ。」と。新たなフォーメーション、戦術の進化によって、古典的なゴールスコアラーは廃れつつあります。そんな絶滅危惧種とも言われる伝統的なセンターフォワードの代表が、今回ご紹介するラダメル・ファルカオです。最近は世界でもトップクラスとされていた評価も急落しており、本来の実力を発揮できていなませんが、どのチームに行けばかつての輝きを取り戻せるのか、見て行きたいと思います。

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ファルカオを取り巻く厳しい現状

今季鳴り物入りでマンチェスターユナイテッドにレンタル移籍した彼ですが、チームに馴染めずここまでたったの4得点。買取オプションをつけていたマンチェスターユナイテッドも行使しないという話がフランスメディアから報道されています。

しかし彼の復帰先であるモナコも大きく財政事情が変わったため、ロナウド、メッシ、イブラヒモビッチ、ベイルにつぐ高給取りのファルカオを引き取れるほど余裕はありません。とは言え、ここ最近の不調から6,500万ユーロ以上とも言われていた移籍金は大きく値が下がったといわれ、早くもリバプールやチェルシーなどが獲得に乗り出しているそうです。

ファルカオのセールスポイントとは?

ファルカオは、現在29歳。アルゼンチンの名門、リーベルプレートでキャリアをスタートし、その後ヨーロッパのクラブへ移籍。ポルトでは51試合41得点、アトレティコ・マドリードでは68試合52得点、モナコでは17試合9得点、ヨーロッパリーグでは2季連続得点王と、その得点能力は超トップクラスです。キャリアの中でも円熟期に突入しており、あと数年はトップコンディションをキープできると言われています。

身長は178cm、体重は72kg、決して恵まれた体格ではなく、やや小さい方かもしれません。しかし彼はペナルティエリアでのポジショニングが絶妙にうまく、また強力なシュート力を右からも左からも打つことが出来、さらにはヘディングも得意です。ディフェンダーの一瞬の隙をついて得点する姿は彼のアダ名でもあるEL Tigre(虎)が獲物を狩るような激しさと、素早さを持っています。

怪我のために出場は出来ませんでしたが、近年のコロンビアの躍進も彼の活躍に負うところが大きいのはご存知のとおりです。

彼が活躍できるクラブとは?

類まれな得点能力もファルカオですが、冒頭でも述べたように古典的なタイプのフォワードになりますから、活躍できるクラブに条件が出てきます。

それは、①優秀なパサーがいること。②守備を厳しく求めないこと。です。自分からボールを運ぶことはあまりしませんし、近年流行している、フォワードが一番最初のディフェンダー、というようなボール奪取された時のすばやいチェックなどは、求めるの彼の良さを消してしまいます。

細かいパスや素早いディフェンスを採用しているチームは対象から外れてしまいますので、バルセロナや、バイエルンなどは除外されますね。またフォワードにポストプレイやパスをさばくことが求められるレアル・マドリードや、アーセナルも難しい。ユベントスなどイタリア勢にはマッチしそうですが、資金がありません。

そうなるとリバプール、マンチェスター・シティなどが浮かび上がってきます。リバプールではワントップ、コウチーニョは非常に良いパサーですし、マンチェスター・シティではアグエロとのツートップとしての起用が良さそう。ジェコがいまいちピリッとしないのもポイントです。

復活のファルカオに期待!

実力は折り紙つきですから、あとは彼の能力を存分に引き出してくれるチームを探すのみ!残念ながらマンチェスター・ユナイテッドはそのチームではありませんが、彼が輝けるチームをきっとあるはずです。傷も回復し、本来のフォームを取り戻して望む来シーズン。ファルカオはどんなユニフォームを着てピッチに立っているのでしょうか?

版権: / 123RF 写真素材

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