• 2017年 8月 20日

「ユニット」!コンビ、トリオ、カルテットで見る欧州サッカー!

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「個」の力という言葉が流行しましたが、「個」と「個」が集まると新たな力が生まれます。それがコンビであり、トリオであり、カルテットと呼ばれる「ユニット」です。今まで結果を出せていなかった選手が新戦力との相乗効果によりアシスト、ゴールを増やしているということもあります。特に前線のポジションを取るFW、MFによるユニットの存在はここ数年の欧州サッカーにとって欠かせないものです。プレミアリーグ、リーガエスパニョーラ、ブンデスリーガ、セリエAの欧州4大リーグのチームを中心に今シーズン活躍しているユニットを分析したいと思います。

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プレミアリーグ首位を走るチェルシーの影の支配人

現在最も力があるチームの一つにモウリーニョ率いるチェルシーが考えられます。ここまでは首位でこのまま優勝するのでしょうか。チェルシーには「個」の力を持つ選手が多くいます。エデン・アザール、ジエゴ・コスタ、オスカルなど実力者の中で中盤の安定感を生んでいるコンビがスペイン代表のセスク・ファブレガス、セルビア代表のマティッチのコンビです。マティッチが守備的な役割を担うことにより、負担が少なくなったセスク・ファブレガスがより決定的なプレーができるようになっています。チェルシーが首位である理由の一つだと思います。

リーガエスパニョーラはやはり「バルサ」、「レアル」

バルセロナの3トップと言えばリオネル・メッシ、ルイス・スアレス、ネイマールの超ビッグスケールトリオです。ここに来てやっとフィットし始めたという印象があります。中央にスアレスが位置することでメッシがサイドに流れて背後のプレッシャーを気にすることが無くなったことと、自分でドリブルしなくても周囲を活かすラストパスを出すことを意識していることで得点が増えています。ネイマールも一方向のサイドに固執することなくポジションを入れ替えることで相手を錯乱させることもできています。

バルセロナに対抗するのはもちろんレアル・マドリードですが、「B・B・C」と呼ばれるベンゼマ、ガレス・ベイル、クリスティアーノ・ロナウドのトリオも超ビッグスケールです。しかし注目はこの3人だけではなく、中盤のトライアングルも欧州屈指のクオリティを持っています。ハメス・ロドリゲス、トニ・クロース、ルカ・モドリッチのトリオです。攻撃的な中盤構成で守備に不安が残りますが、それを乗り越えるような攻撃力を誇ります。「B・B・C」+中盤の3人の牙城はなかなか崩せないでしょう。

ユベントスが頭一つ抜け出すセリエA

現在セリエAは実力が疑問視されていますが、その中でもインパクトを残しているのがユベントスです。アルゼンチン代表のカルロス・テベスとスペイン代表のモラタのコンビは絶妙。CLではドルトムントに大勝しましたが、全5ゴールがこのコンビの得点でした。カウンターからの得点が多いので相手がリトリートしてきた時にこじ開けられるかが鍵でしょう。

ビッグ3と呼ばれたユベントス、ACミラン、インテルですが、現在はその形も崩れています。ACミランのトリオ、メネズ、デストロ、本田圭佑、インテルのトリオ、イカルディ、シャキリ、パラシオは今シーズンパッとした結果を出せず、評価が下がっています。ユニットとしての相乗効果は出ておらず、メネズ、イカルディの二人がチームを牽引している状態です。

負傷者を多く抱えるバイエルン、ヴォルフスブルクのコンビの台頭

ドイツ、ブンデスリーガのビッグクラブと言えばバイエルン・ミュンヘンですがエースウイングである両翼のロッペン、リベリーが負傷中こともあってインパクトは残せていません。結果は残せていますが、レバンドフスキの好調さがなければもう少しゴールが少なかったかもしれません。

ブンデスリーガ注目のユニットはヴォルフスブルク所属のベルギー代表デ・ブルイネとオランダ代表のバス・ドストのコンビです。デ・ブルイネはベルギー代表の次世代の司令塔と若い頃から注目され、徐々に実力を上げています。デ・ブルイネの絶妙なラストパスにドストが反応し、得点を量産しています。まさに阿吽の呼吸とはこのことで今後の活躍に期待です。

このように最新「ユニット」を考えることで個々の能力+@で実力を出している選手が見えてきます。選手間の相性というのはもちろんありますし、良いコンビ、トリオ、カルテットに出会えれば新たな化学変化を生み出せるかもしれません。

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