• 2017年 10月 18日

名将VS智将!!欧州サッカー批評(10)レビュー

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名将VS智将!!欧州サッカー批評2015.10号レビュー

サッカー批評の別冊にあたる、この「欧州サッカー批評」では、今号はジョゼップ・グアルディオア(バイエルン・ミュンヘン)をはじめ、カルロ・アンチェロッティ(レアル・マドリード)ら名門クラブ監督と併せ、2014年FIFAワールドカップ ブラジル大会で優勝を成し遂げたドイツ代表ヨアヒム・レーヴ監督達の監督論をメインフォーカスしたインタビューが注目となっています。

雑誌内ではその他にも、その監督達が擁する各クラブの細かい戦術やフォーメーションについて、「なぜ勝てるのか」という点で解説があり、非常に内容の濃く、コアなフットボールファンにとっても読み応えがある充実した一冊です。

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 独自の価値観を追求する監督達へのインタビュー

今号で大きな扱いとなった監督達へのインタビューでは、監督論を様々なアプローチから行ったものになっています。

特にドイツ代表監督ヨアヒム・レーヴの場合、メディアの対応から、選手との1対1の話し合い、ベンチで、ロッカーで自らが選手達に投げかける言葉の一挙手一投足どのようにして振る舞い、見るものに好ましい影響を与えるのかという指導を専門家のもと受けているといった、通常のフットボール雑誌やウェブマガジンでは見られない、深い部分までのインタビューに答えています。

インタビュー内でカルロ・アンチェロッティ(レアル・マドリード)には過去のキャリアでの大敗の理由や独裁者タイプの監督か?などとかなり厳しい質問などもありますが、この部分ではジョゼップ・グアルディオア(バイエルン・ミュンヘン)にも共通した質問をしているので、同様の質問に対して監督達の回答は個性があり、興味深く、そしてそれぞれを比較していて非常に面白い記事となっています。

各クラブの戦術とフォーメーションの解説

過去のビッグマッチや前任監督からの戦術面の移り変わりなど、こちらもサッカー批評ではおなじみの内容ですが、インタビューに並行した内容が含まれるのも多く、「なぜこの試合には勝てたのか」「なぜこの試合では大敗を喫したのか」などが図説と共にわかりやすく読み取れるコラムとなっています。

“次期FIFA会長”の野望を徹底追及

監督インタビューの次に大きく取り上げられているのが、欧州サッカー連盟(UEFA)会長でもあり国際サッカー連盟(FIFA)の副会長でもあるミシェル・プラティニの記事です。

この記事では、現FIFA会長セップ・ブラッターの後任の本命として目されているプラティニにフォーカスされている内容で、EURO2020を史上初の欧州分散開催に導き、UEFA所属の代表チームによるネーションズリーグの創設。さらには選手を一時退場させる「ホワイトカード」の導入やオフサイドルール簡略化を唱えるなど改革の意欲はとどまる事がないプラティニと、それによりフットボール界は何処へ、何を目標として進むのかといった内容です。

こちらもフューチャーされがちなリーグ戦や代表戦の裏側で起こっている事が認識できる数少ない内容の一つとして一見の価値があります。

欧州サッカー批評2015.10号まとめ

今号で数多くの監督のインタビューが行われている本誌では、そのほかにもセリエA復権を目指す青年監督という記事など、名将から智将、それを目指す監督など、とにかく多くの監督という存在に内容を絞り凝縮された雑誌です。

プレーヤーがフォーカスされがちな現代において、一冊でフットボールの裏側が理解できる貴重な一冊と言っても過言ではないでしょう。

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画像:欧州サッカー批評(10) (双葉社)/Amazon

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One Comment

  1. ドラマティック!フットボーラーの名言集 | FCクロコダイル
    2015年4月7日 at 8:31 AM 返信

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