• 2020年 9月 22日

イングランドの新星ハリー・ケイン

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『ハリー・ケイン』スーパープレイ特集!2015  Harry Kane    YouTube

来るEURO2016年に向け、予選リーグでは首位を快走するイングランド。組み合わせに恵まれた面もありますが、グループ内でライバルとされるスロバキア、スイスも直接対決で破っており、グループ突破へ向けての視界は良好です。ブラジルワールドカップではグループリーグ敗退というショックな結果でしたが、完全に立ち直ったようです。

そんな代表に新たなヤング・ライオンが加わることになりました。彼の名前はハリー・ケイン。プレミアリーグ、トットナム・ホットスパーズのセンターフォワードです。久々のビッグタレントの登場にイングランド全体が大いに盛り上がっています。

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『ハリケーン』の愛称で親しまれるハリー・ケイン

今シーズン突如ブレイクしたハリー・ケイン。若手の起用には定評のあるマウリシオ・ポチェッティーノ監督の期待に応え、ここまで決めたゴールは19にもなります。チェルシーのディエゴ・コスタと並びランキングトップといえば、この数字の凄さがわかるでしょう。特にここ数ヶ月の活躍は凄まじく、史上4人目となる2ヶ月連続でのプレミアリーグ月間最終優秀選手にも選ばれています。ついたアダ名はハリケーン。品行方正で甘いマスク、おまけにまだ21歳とくれば、周囲の期待が高まるのも無理はありません。

プレースタイルは「強く」て「うまい」選手。ポストプレーをこなしヘディング、右足、左足とまんべんなく点を取ることが出来ます。当初はミッドフィルダーとしての起用されており、足元のテクニックも抜群です。相手に競り負けない強さもあります。ルート・ファン・ニステルローイを彷彿とさせる、と言ったポール・スコールズのコメントにも納得ですね。

ピーター・クラウチ以降、イングランド代表の前線は「速く」て「うまい」選手が多かっただけに、「高さ」と「強さ」をもたらすハリー・ケインの加入は戦術に様々なオプションをもたらすことができ、非常に大きな意味を持ちます。エースであるルーニーとの相性も良いのではないでしょうか。

ロンドン生まれ、トットナム育ち。ネクストジェラード候補!?

ハリー・ケインはロンドンで生まれ、幼い子頃よりスパーズファンだったそうです。皮肉にも彼の才能に一番最初に気付いたのはスパーズ永遠のライバルであるアーセナルで、アーセナルに所属していたこともあります。その後11歳で念願のスパーズに入団して以降、スパーズ一筋。ここ数年は武者修行のためにレンタル移籍でミルウォールやノリッジ・シティ、昨年はレスターに所属していました。活躍ぶりを評価されレアル・マドリードからのスカウトも視察に訪れたそうですが、スパーズ愛の強い彼は今年の冬に2020年までの契約にサインをしています。そんなチーム愛を貫く姿勢も彼の評価を高める1つの要因ともなっています。

近年のフットボールの世界ではクラブの財政事情から選手を高額で売ってしまったり、選手自身のタイトルを獲得したいという思いから移籍したり、1つのクラブにとどまり続けるのは非常に困難です。幸いトットナムは資金力がある方ですし、プレミアでも強豪と言われ、この両方を満たすことが出来るクラブです。大きく事情が変わらない限り、彼がこのまま活躍を続ければ、リバプールのスティーブン・ジェラード、チェルシーのジョン・テリーのようなキャリアを送ることも夢ではないでしょう。

物語は続く!ハリー・ケインのこれから

このまま活躍を続ければPFA年間最優秀若手選手賞の受賞はほぼ間違い無いと言われています。28日に行われるEURO2016の予選でも結果を残せば代表にも定着していくと思います。ただ、彼が前述の2人と並ぶため、また注目の若手から真のスターになるためには代表での活躍と、クラブでのタイトル獲得が不可欠です。

今シーズン、既にカップ戦は敗退しており、チャンピオンズリーグ出場権獲得圏内まで6ポイントと絶望的。リバプール、サウサンプトンとの三つ巴の争いを制し、なんとしてもヨーロッパリーグ出場権は獲得したいところです。また、長らく国際大会で思うような結果が残せないイングランド代表にはイングランド全土のファンがフラストレーションを抱えており、そろそろベスト4以上の結果を必要としています。

どちらも非常に難しいミッションですが、どのように立ち向かっていくのか。新たなスター誕生とその成長に立ちあえる幸運に感謝しながら、彼の今後をしっかりチェックしていきたいと思います。

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画像:YouTubeより

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One Comment

  1. 「9」という数字の重み。WSD2015.05.07レビュー | FCクロコダイル
    2015年5月10日 at 1:49 PM

    […] イングランドの新星ハリー・ケイン […]