• 2017年 5月 1日

2トップと3トップの違い~サッカー観戦ポイント~

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サッカー初心者がサッカーを楽しむ一つの壁であるフォーメーションについての考察です。サッカーの花形ポジションであるFWですが、現代サッカーのFWのフォーメーションは主に2トップと3トップ(1トップ)に分けられます。欧州のみならず、世界中の殆どのサッカーチームの前線がこの二つに分類されます。実際には2トップの組み合わせには複数の形がありますが、それでもこの2つを知っておくだけで、サッカーの面白さが深まるはずです。現在の欧州の有力チームのトレンドと合わせて考察します。

 2トップと3トップの違い

2トップと3トップ(1トップ)の違いは、中央前線を主戦場とするプレイヤーの数です。3トップでは1人、2トップでは2人になります。中央前線というのは、大体ピッチを自陣から敵陣に3分割したもっとも敵陣の深い部分で、ペナルティーエリアの幅のゾーンを想像してもらうと分かりやすいかと思います。

この位置を主戦場とする選手が1人いるのか、2人いるのかでフォーメーションを区別します。3トップの方が数が多いのに、1人少なくなりますが、これは3トップの左右が大きく外に開いているからです。

3トップのメリットはフィールドを幅広く使えることです。前線の右端から左端まで広く使う事で、ディフェンスを左右に大きく振ることができます。2トップのメリットは決定力とコンビネーションです。決定力という面では、そもそもペナルティーエリアに近い位置に2人の選手を置くことで、ボールが入ってきたときにシュートに至る可能性が高くなります。コンビネーションという意味では、2人のFWの距離が近いことによって、互いに正確で早いパス交換が可能になります。

1トップも存在しますが、あまり注目の必要はありません。強豪チームの1トップは現実的には殆ど3トップと変わらないケースが多いからです。また弱小チームが1トップを採用する場合、先ず守備ありきの戦術になり、現実的にはFWが1人減っているだけという状態が多く、攻撃のフォーメーションとして論じる意味はあまりありません。

 3トップの時のFWの動き

フォーメーションの基本が理解できたら、次はFWがどのような動きをしているかを追うと、試合の楽しみ方が変わってきます。

3トップの場合は大きく分けるとパターンが3つあります。

1つ目はヘディングの強いFWが中央にいる場合。この場合は左右のFWがボールを持って折り返すのがポイントになります。より深い位置から折り返すことができればチャンスになる可能性が高くなります。この時注目したいのが、逆サイドのFWがどこにいるかです。理想的なパターンでは逆サイドからゴール前に上がってきて、一時的に2トップに近い状態を作ります。こうすることで、3トップの弱点である決定力を補完しているのです。マンチェスターシティなどが代表的です。

2つ目は裏に抜けるタイプのFWが中央にいる場合。この場合の見どころはDFラインとFWの駆け引きです。FWの狙いの一つは、DFラインの裏でボールを受けてシュートまで持ち込むことですが、実際には理屈ほどはうまくいきません。しかし、このFWが上手くDFラインの裏に走りこむことで、DFラインが後ろにさがる状態を作ることができます。そうすることでMFや両サイドのFWが、前を向いてプレイできるスペースが生まれます。是非DFラインとのやり取りに注目して下さい。

また近年ではこのタイプのFWが、素早く切り返してボールを受けることで、上手にポストプレイをこなすケースが増えています。その点にも注目すると試合観戦が面白くなります。代表的なチームとしては、レアルマドリード、アーセナル、チェルシーなどがあげられます。

3つ目はFWが中盤へと下がってくるゼロトップの動きです。中央のFWが中盤に下がることで、前線にスペースを作ります。FWを追い越してMFがペナルティーエリア内に入ったり、両サイドのFWが中に入ることで、DFを攪乱します。テクニカルでMFも兼備できるようなFWを使って実施されるフォーメーションです。バルセロナやローマが代表的なチームです。

このように3トップは中央のフォワードの動きや得手不得手に合わせて、周りの選手が連動していく面白さがあります。

 2トップの時のFWの動き

2トップはFWの組み合わせで大きく変わりますが、代表的な組み合わせは大きくて強いFWと、すばしっこくて上手いFWを組み合わせる形です。センターフォワードとセカンドトップとかいろいろな呼び方はありますが、イタリアでのプリマブンタ(第一FW)とセコンダプンタ(第二FW)という呼び方が最もしっくりくるように思います。

プリマブンタは中央エリアからそれほど動かず、前線へのパスを受ける基準点としての動きと、ゴール前に詰めて点を取るための動きをおこないます。セコンダプンタはプリマブンタを中心に左右に大きく動いて、DFに的を絞らせないようにします。あるいはDFラインの裏に抜けて、ゴールを狙います。

現在では2トップを採用している強豪チームは少なく、アトレチコ、マンチェスターユナイテッド、ユベントス、インテルミラノぐらいではないでしょうか。アトレチコ以外のチームは3バックを採用しており、決定力を高めるために2トップを利用していると言えます。FWのコンビネーションよりはサイドからのボールに詰めることが多くなるため、2トップのコンビネーションの醍醐味は意外と見ることができません。

そういう意味で、今の欧州で注目すべき2トップのチームはアトレティコ・マドリーでしょう。特にマンジュキッチが加入した前季は、マンジュキッチと近い位置にもう一人のFWが配置される機会が多かったです。フェルナンド・トーレスが復活した今シーズンはコンビネーションが成熟してくれば、カウンターから前線の二人だけで得点を取れるようになるかもしれません。アトレティコの戦績次第では再び2トップがトレンドとなり、様々な2トップを見ることができる時代が来るかもしれません。

版権: / 123RF 写真素材

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2 Comments

  1. Kayden
    2016年11月14日 at 6:01 PM 返信

    Never heard of this term before, but it looks innetesritg and fun. Im trying to gather as much information as posible to learn more on SMM, maybe i’ll join Ryan Deiss program.

  2. http://www./
    2016年12月16日 at 9:36 AM 返信

    That’s an inventive answer to an interesting question